自社名で検索しても1位に表示されない緊急事態を解決する実践的なSEO対策を解説。20年の実績から学ぶ確実な方法をお教えします。
こんな悩みありませんか?
「お客様に『ホームページを見ようと思って会社名で検索したけど、見つからなかった』と言われた」
「自社名でGoogle検索しても1ページ目に出てこない」
「同業他社や似た名前の会社ばかりが上位表示される」
このような状況は、ビジネスにとって大きな機会損失です。会社名で検索されるということは、お客様が既にあなたの会社に興味を持っているということ。それなのに見つけられないなんて、もったいないですよね。
横浜でWeb制作を20年以上続けてきた私たちFivenine Designは、これまで数多くの企業様のこうした緊急事態を解決してきました。実は、会社名SEOには確実な対策方法があるのです。
なぜ自社名で検索しても出てこないのか?
よくある3つの原因
あるクライアント様の事例をご紹介します。横浜の製造業A社様は、「A社」で検索しても3ページ目にしか表示されませんでした。調査すると以下の問題が発覚しました:
- ホームページのタイトルタグに会社名が入っていない
- Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)が未設定
- 他のWebサイトから会社名での言及・リンクが極端に少ない
特に1つ目は致命的でした。サイトのタイトルが「ようこそ」「Home」のような曖昧なものになっていたのです。
緊急時の対策手順:まずこれをやってください
Step1: タイトルタグの最適化(最重要)
最も効果的で即座に実行できる対策です。ホームページのタイトルタグを以下のように修正してください:
<!-- 修正前(ダメな例) -->
<title>ようこそ</title>
<!-- 修正後(良い例) -->
<title>株式会社○○○ | 横浜の製造業専門メーカー</title>
ポイント:
- 会社名を必ず先頭に入れる
- 正式名称と略称の両方を意識する
- 事業内容・地域も含める
WordPressをお使いの場合は、管理画面の「設定」→「一般」から「サイトのタイトル」を変更するだけです。
Step2: 各ページのメタ情報統一
会社概要ページ、お問い合わせページなど、全てのページで会社名の統一表記を徹底します:
<meta name="description" content="株式会社○○○は横浜を拠点とした製造業専門メーカーです。...">
<h1>株式会社○○○について</h1>
Step3: Googleビジネスプロフィールの設定
無料で利用できるGoogleの公式ツールです。設定すると検索結果の右側に会社情報が表示されるようになります。
- Google ビジネス プロフィール マネージャにアクセス
- 会社情報を正確に入力
- ホームページのURLを登録
- オーナー確認を完了
前述のA社様では、この設定だけで翌週には「A社」で検索1位になりました。
中級者向け:さらに効果を高める施策
構造化データの実装
Googleに「この会社の正式名称はこれです」と明確に伝える方法です:
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "株式会社○○○",
"alternateName": "○○○",
"url": "https://www.example.com",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"addressLocality": "横浜市",
"addressRegion": "神奈川県"
}
}
</script>
一貫したNAP情報の管理
**NAP(Name, Address, Phone)**の統一は非常に重要です。以下の場所で表記を完全に一致させてください:
- ホームページ
- Googleビジネスプロフィール
- 各種ディレクトリサイト
- SNSアカウント
例えば、住所の「1-2-3」と「1丁目2番3号」のような微細な違いも統一します。
実践事例:3週間で1位を達成した方法
横浜の建設会社B社様の事例をご紹介します。
課題: 「B建設」で検索しても、同名の他社が上位を独占し、4ページ目にやっと表示される状態。
対策:
- タイトルタグを「B建設株式会社 | 横浜の住宅リフォーム専門」に変更
- 全ページで会社名表記を「B建設株式会社」に統一
- Googleビジネスプロフィールを設定し、サービス内容を詳しく記載
- 構造化データを実装
結果:
- 1週間後:3ページ目に上昇
- 2週間後:1ページ目の5位に
- 3週間後:「B建設」で検索1位を達成
「お客様から『ホームページがすぐ見つかるようになった』と言われるようになり、問い合わせも増えた」とのお声をいただいています。
よくある失敗・注意点
失敗例1:会社名を頻繁に変更してしまう
SEO効果を急ぐあまり、タイトルタグを頻繁に変更するのは逆効果です。一度設定したら最低3ヶ月は様子を見てください。
失敗例2:略称と正式名称の使い分けを間違える
「○○会社」と「○○株式会社」など、お客様が実際に検索する言葉を把握せずに設定してしまうケース。Google アナリティクスの検索クエリを確認し、どちらで検索されることが多いかを調べましょう。
失敗例3:競合他社の調査不足
同名・類似名の他社がどのような対策をしているか調査せずに進めると、思うような効果が得られません。競合分析も重要な要素です。
緊急度別:対策の優先順位
【緊急】今日中にやるべきこと
- ホームページのタイトルタグ修正
- Googleビジネスプロフィールの登録申請
【1週間以内】
- 全ページの会社名表記統一
- メタディスクリプションの最適化
- 会社概要ページの充実
【1ヶ月以内】
- 構造化データの実装
- 他サイトでのNAP情報統一
- 効果測定と改善
まとめ:まず何から始めるべきか
会社名SEOで最も重要なのは、Googleに「この会社の正式名称はこれです」と正確に伝えることです。
今日から始められる対策:
- ホームページのタイトルタグに会社名を含める
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- 1週間後に検索順位の変化を確認する
これらの対策を実行することで、お客様が会社名で検索した際に確実に見つけてもらえるようになり、ビジネス機会の損失を防げます。
横浜のFivenine Designでは、20年以上のWeb制作実績を活かし、このような緊急SEO対策のサポートも行っています。技術的な実装が難しい、効果が出ているか不安という場合は、お気軽にご相談ください。一緒に解決策を見つけていきましょう。