「サイトが古く見える」と言われて困っていませんか?古臭いWebデザインの5つの原因と、2025年のモダンデザインの必須要素を実案件をもとに解説します。
こんなお悩みはありませんか?
「うちのホームページ、なんだか古く見える」「競合他社のサイトの方が洗練されている」「デザインを見直したいけど、何が問題なのか分からない」
こうしたご相談を、神奈川の弊社でも年々多くいただくようになりました。実際、デザインの流行は数年で大きく変わるため、5年前に作ったサイトが古く感じられるのは当然です。
今回は、20年以上のWeb制作実績をもとに、古臭いWebデザインの5つの典型的な原因と、2025年に求められるモダンデザインの必須要素をご紹介します。
古臭いWebデザインの5つの理由
1. 過度な装飾とグラデーション
よくある問題
- ボタンに立体的なグラデーション
- 影やエンボス効果の多用
- 派手なアニメーション
あるクライアントのリニューアル前のサイトでは、メインビジュアルから各ボタンまで、すべてに立体的なグラデーションが施されていました。「高級感を出したい」という意図でしたが、実際にはユーザーから「情報が読みにくい」という声が多く寄せられていました。
2025年のモダンアプローチ
/* 古いスタイル */
.old-button {
background: linear-gradient(45deg, #ff6b6b, #ee5a24);
box-shadow: 0 4px 15px rgba(0,0,0,0.4);
border-radius: 20px;
}
/* モダンなスタイル */
.modern-button {
background: #2d3748;
border: 1px solid #e2e8f0;
border-radius: 8px;
transition: all 0.2s ease;
}
.modern-button:hover {
background: #4a5568;
transform: translateY(-1px);
}
リニューアル後は、フラットデザインとマイクロインタラクションを組み合わせ、問い合わせ率が23%向上しました。
2. 情報の詰め込みすぎ
多くの企業サイトで見られるのが「とにかく全部載せたい」症候群です。トップページにサービス紹介から会社概要、お客様の声まで、すべてを詰め込んでしまうケースです。
失敗事例から学んだこと 製造業のクライアントで、当初「商品は全種類トップページで見せたい」というご要望がありました。しかし、実際にユーザーテストを行うと、ユーザーは3秒以内にページを離脱していることが判明しました。
解決策:情報の階層化
- ファーストビューは1つのメッセージに絞る
- 重要度に応じてコンテンツを配置
- 「詳しく見る」ボタンで段階的に情報開示
結果として、平均滞在時間が45秒から2分30秒に改善し、問い合わせ件数も倍増しました。
3. レスポンシブデザインの不備
2025年現在、モバイルファーストは当然ですが、まだまだPC版をそのまま縮小しただけのサイトを見かけます。
よくある問題点
- テキストが小さすぎて読めない
- ボタンが押しにくい
- 横スクロールが発生する
/* 古いアプローチ */
.container {
width: 1200px;
margin: 0 auto;
}
/* モダンなアプローチ */
.container {
max-width: 1200px;
margin: 0 auto;
padding: 0 1rem;
width: 100%;
}
@media (max-width: 768px) {
.container {
padding: 0 0.5rem;
}
}
4. 古いフォント・色使い
典型的な古いデザイン
- MS Pゴシックなどのシステムフォント
- 原色の多用
- コントラストが強すぎる配色
2025年のトレンド
/* モダンなフォント設定 */
body {
font-family: 'Noto Sans JP', -apple-system, BlinkMacSystemFont,
'Segoe UI', Roboto, sans-serif;
color: #2d3748;
line-height: 1.7;
}
/* モダンな配色(アクセシビリティも考慮)*/
:root {
--primary: #4a5568;
--secondary: #718096;
--accent: #3182ce;
--text: #2d3748;
--bg: #f7fafc;
}
5. 表示速度の軽視
古いサイトでよく見られるのが、重い画像や不要なJavaScriptによる表示速度の低下です。
あるクライアントのサイトでは、トップページの読み込みに8秒かかっていました。Google PageSpeed Insightsのスコアは27点という状況でした。
改善施策
- 画像のWebP形式への変換
- 不要なプラグインの削除
- CDNの導入
- コードの最適化
結果として読み込み時間を2.3秒まで短縮し、PageSpeed Insightsのスコアも89点まで改善。検索順位も平均8位上昇しました。
2025年のモダンデザイン必須要素
1. ミニマルで機能的なUI
- 余白を効果的に活用
- 明確な情報階層
- 直感的なナビゲーション
2. アクセシビリティへの配慮
/* フォーカス状態の明確な表示 */
.button:focus {
outline: 2px solid #3182ce;
outline-offset: 2px;
}
/* 十分なコントラスト比の確保 */
.text-primary {
color: #2d3748; /* 背景白に対してAAA評価 */
}
3. パフォーマンス最適化
- Core Web Vitalsの改善
- 画像の最適化
- JavaScriptの遅延読み込み
4. マイクロインタラクション
控えめだが効果的なアニメーションで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
まず何から始めるべきか
優先順位の高い改善点
- モバイル表示の確認:スマートフォンで自社サイトを開いてみる
- 表示速度のチェック:Google PageSpeed Insightsで測定
- 競合サイトの分析:同業他社のデザインと比較
- ユーザーの声を聞く:実際の利用者からフィードバックを収集
まとめ
Webデザインの「古臭さ」は、単なる見た目の問題ではありません。ユーザーエクスペリエンス、検索順位、そして最終的にはビジネスの成果に直結します。
弊社では、Laravel、WordPress、Next.jsなどの技術を駆使しながら、デザインとパフォーマンスの両立を図ったサイト制作を行っています。「自社のサイトも見直したい」とお考えでしたら、まずは現状分析から始めてみませんか。
神奈川でのお打ち合わせはもちろん、オンラインでのご相談も承っています。お気軽にお声がけください。