「うちのサイト、なんか信頼感がない...」そんなBtoB企業サイトによくある問題を、実案件での改善事例と共に解説。信頼を演出するデザインのポイントを具体的にご紹介します。
こんな悩みありませんか?
「うちの会社のサイト、なんとなく安っぽく見える...」 「競合他社と比べて信頼感に欠ける気がする」 「営業先で『ホームページを見ました』と言われることがない」
こうした声は、神奈川でWeb制作を20年以上続けてきた弊社でもよく耳にします。特にBtoB企業様から「サイトはあるけれど、信頼につながっていない」というご相談を多くいただきます。
実は、BtoB企業サイトが「信頼できない」と感じられる理由には、明確なパターンがあります。そして、適切な対策を講じることで劇的に改善できるのです。
BtoB企業サイトが信頼を失う5つの理由
1. 古いデザインと技術的な問題
あるクライアント様の初回相談時、2015年頃に作られたサイトをお見せいただきました。デザイン自体は悪くないのですが、スマートフォンで見ると文字が小さく、ページの読み込みも遅い状態でした。
現代では、モバイルファーストが当たり前です。BtoB取引でも、担当者が移動中にスマートフォンでサイトをチェックすることは珍しくありません。
<!-- レスポンシブ対応の基本設定 -->
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<!-- モダンなフォント読み込み -->
<link rel="preconnect" href="https://fonts.googleapis.com">
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;500;700&display=swap" rel="stylesheet">
2. 情報の信頼性が伝わらない構成
「会社概要はあるけれど、実績や具体的な事例が見当たらない」 「代表者の顔が見えない」 「連絡先が問い合わせフォームだけ」
こうした状況では、どんなにデザインが良くても信頼感は生まれません。
弊社で手がけたある製造業のクライアント様では、以下の改善を行いました:
- 代表者メッセージページの新設
- 具体的な導入事例を5件追加
- 会社の歴史・沿革を詳しく記載
- オフィス写真と地図の掲載
結果として、問い合わせ件数が3ヶ月で約40%増加し、「信頼できる会社だと思って連絡した」という声を多くいただくようになりました。
3. コンテンツの質と更新頻度
「お知らせの最新記事が2年前...」 「製品情報が古いまま放置されている」
これは非常によくある失敗パターンです。サイトの情報が古いと、会社の活動状況に疑問を持たれてしまいます。
4. 視覚的な統一感の欠如
色使い、フォント、画像のトーンが統一されていないサイトは、どうしても「素人っぽさ」が出てしまいます。
/* 統一感のあるカラーパレットの例 */
:root {
--primary-color: #1e40af; /* メインブランドカラー */
--secondary-color: #64748b; /* セカンダリカラー */
--accent-color: #059669; /* アクセントカラー */
--text-primary: #1f2937; /* メインテキスト */
--text-secondary: #6b7280; /* サブテキスト */
--background: #f9fafb; /* 背景色 */
}
5. 表示速度とユーザビリティの問題
ページの読み込みが3秒を超えると、多くのユーザーは離脱してしまいます。特にBtoBでは、忙しい担当者が素早く情報を得たいと考えているため、速度は信頼性に直結します。
コーポレート感を演出する5つのデザイン術
1. プロフェッショナルなカラーパレットの採用
BtoB企業には、信頼感を演出する色選びが重要です。
- ネイビーブルー: 信頼性・安定性
- ダークグレー: プロフェッショナル感
- ホワイト: 清潔感・透明性
- アクセントカラー: ブランドの個性
ある建設会社様では、従来の明るすぎるオレンジから、深いネイビーをメインにしたカラーパレットに変更したところ、「しっかりした会社という印象になった」というお客様からのフィードバックを多数いただきました。
2. 読みやすいタイポグラフィ
/* 読みやすいフォント設定の例 */
body {
font-family: 'Noto Sans JP', -apple-system, BlinkMacSystemFont,
'Segoe UI', 'Hiragino Sans', sans-serif;
font-size: 16px;
line-height: 1.7;
color: var(--text-primary);
}
h1 {
font-size: 2.5rem;
font-weight: 700;
line-height: 1.2;
margin-bottom: 1.5rem;
}
h2 {
font-size: 2rem;
font-weight: 600;
line-height: 1.3;
margin-bottom: 1.25rem;
}
3. 適切な余白とレイアウト
余白(ホワイトスペース)は、コンテンツを読みやすくし、洗練された印象を与えます。詰め込みすぎは禁物です。
4. 信頼を裏付けるコンテンツ配置
ファーストビューで伝えるべき要素:
- 会社の事業内容が一目で分かるキャッチコピー
- 信頼性を示す数字(設立年、実績件数、従業員数など)
- 代表的な取引先ロゴ(許可がある場合)
- 明確なアクションボタン
5. モダンなインタラクションの実装
// スムーススクロールの実装例
document.querySelectorAll('a[href^="#"]').forEach(anchor => {
anchor.addEventListener('click', function (e) {
e.preventDefault();
const target = document.querySelector(this.getAttribute('href'));
target.scrollIntoView({
behavior: 'smooth',
block: 'start'
});
});
});
よくある失敗と注意点
失敗例1: 過度なアニメーション
「動きがあった方がモダンに見える」と思い、過度なアニメーションを入れたところ、「軽薄な印象を与えてしまった」というケースがありました。BtoB企業では、適度で上品なアニメーションに留めることが重要です。
失敗例2: 情報の詰め込みすぎ
「たくさんの情報を載せれば信頼される」と考え、トップページに全ての情報を詰め込んでしまう失敗もよく見かけます。結果的に何が重要なのか分からなくなってしまいます。
失敗例3: 更新しやすさを考慮しない設計
デザインは良いものの、更新が困難な構造にしてしまい、結果的に情報が古くなってしまうケースです。弊社ではWordPressやLaravelを使った更新しやすいシステム構築も重視しています。
改善後の具体的な成果
実際に改善を行ったクライアント様の事例をご紹介します:
IT系BtoB企業様の場合:
- 改善前: 月間問い合わせ2-3件
- 改善後: 月間問い合わせ8-12件
- 平均滞在時間: 1分30秒 → 3分45秒
- 直帰率: 78% → 52%
製造業企業様の場合:
- 「ホームページを見て問い合わせました」という声が増加
- 営業時の会社紹介がスムーズに
- 採用応募者からの評価向上
まず何から始めるべきか
-
現状のサイトをスマートフォンでチェック
- 文字は読みやすいか
- ボタンは押しやすいか
- 表示速度は問題ないか
-
競合他社のサイトを分析
- どんな情報を掲載しているか
- デザインの印象はどうか
- 自社との差は何か
-
最新情報の更新
- 古い情報がないかチェック
- お知らせや事例を追加
- 会社情報の見直し
BtoB企業のサイトリニューアルは、単なる見た目の改善以上の価値があります。信頼感のあるサイトは、営業活動の強力な武器となり、長期的な企業成長につながります。
「うちのサイトも信頼感を高めたい」とお考えでしたら、ぜひ一度現状を見直してみてください。神奈川県内はもちろん、リモートでの対応も可能です。20年以上のWeb制作実績を活かし、貴社の信頼性向上をサポートいたします。