デザイン 2026.01.02

BtoB企業サイトが「信頼できない」と言われる理由|コーポレート感を演出するデザイン術

約8分で読めます

「うちのサイト、なんか信頼感がない...」そんなBtoB企業サイトによくある問題を、実案件での改善事例と共に解説。信頼を演出するデザインのポイントを具体的にご紹介します。

こんな悩みありませんか?

「うちの会社のサイト、なんとなく安っぽく見える...」 「競合他社と比べて信頼感に欠ける気がする」 「営業先で『ホームページを見ました』と言われることがない」

こうした声は、神奈川でWeb制作を20年以上続けてきた弊社でもよく耳にします。特にBtoB企業様から「サイトはあるけれど、信頼につながっていない」というご相談を多くいただきます。

実は、BtoB企業サイトが「信頼できない」と感じられる理由には、明確なパターンがあります。そして、適切な対策を講じることで劇的に改善できるのです。

BtoB企業サイトが信頼を失う5つの理由

1. 古いデザインと技術的な問題

あるクライアント様の初回相談時、2015年頃に作られたサイトをお見せいただきました。デザイン自体は悪くないのですが、スマートフォンで見ると文字が小さく、ページの読み込みも遅い状態でした。

現代では、モバイルファーストが当たり前です。BtoB取引でも、担当者が移動中にスマートフォンでサイトをチェックすることは珍しくありません。

<!-- レスポンシブ対応の基本設定 -->
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

<!-- モダンなフォント読み込み -->
<link rel="preconnect" href="https://fonts.googleapis.com">
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;500;700&display=swap" rel="stylesheet">

2. 情報の信頼性が伝わらない構成

「会社概要はあるけれど、実績や具体的な事例が見当たらない」 「代表者の顔が見えない」 「連絡先が問い合わせフォームだけ」

こうした状況では、どんなにデザインが良くても信頼感は生まれません。

弊社で手がけたある製造業のクライアント様では、以下の改善を行いました:

  • 代表者メッセージページの新設
  • 具体的な導入事例を5件追加
  • 会社の歴史・沿革を詳しく記載
  • オフィス写真と地図の掲載

結果として、問い合わせ件数が3ヶ月で約40%増加し、「信頼できる会社だと思って連絡した」という声を多くいただくようになりました。

3. コンテンツの質と更新頻度

「お知らせの最新記事が2年前...」 「製品情報が古いまま放置されている」

これは非常によくある失敗パターンです。サイトの情報が古いと、会社の活動状況に疑問を持たれてしまいます。

4. 視覚的な統一感の欠如

色使い、フォント、画像のトーンが統一されていないサイトは、どうしても「素人っぽさ」が出てしまいます。

/* 統一感のあるカラーパレットの例 */
:root {
  --primary-color: #1e40af;     /* メインブランドカラー */
  --secondary-color: #64748b;   /* セカンダリカラー */
  --accent-color: #059669;      /* アクセントカラー */
  --text-primary: #1f2937;      /* メインテキスト */
  --text-secondary: #6b7280;    /* サブテキスト */
  --background: #f9fafb;        /* 背景色 */
}

5. 表示速度とユーザビリティの問題

ページの読み込みが3秒を超えると、多くのユーザーは離脱してしまいます。特にBtoBでは、忙しい担当者が素早く情報を得たいと考えているため、速度は信頼性に直結します。

コーポレート感を演出する5つのデザイン術

1. プロフェッショナルなカラーパレットの採用

BtoB企業には、信頼感を演出する色選びが重要です。

  • ネイビーブルー: 信頼性・安定性
  • ダークグレー: プロフェッショナル感
  • ホワイト: 清潔感・透明性
  • アクセントカラー: ブランドの個性

ある建設会社様では、従来の明るすぎるオレンジから、深いネイビーをメインにしたカラーパレットに変更したところ、「しっかりした会社という印象になった」というお客様からのフィードバックを多数いただきました。

2. 読みやすいタイポグラフィ

/* 読みやすいフォント設定の例 */
body {
  font-family: 'Noto Sans JP', -apple-system, BlinkMacSystemFont, 
               'Segoe UI', 'Hiragino Sans', sans-serif;
  font-size: 16px;
  line-height: 1.7;
  color: var(--text-primary);
}

h1 {
  font-size: 2.5rem;
  font-weight: 700;
  line-height: 1.2;
  margin-bottom: 1.5rem;
}

h2 {
  font-size: 2rem;
  font-weight: 600;
  line-height: 1.3;
  margin-bottom: 1.25rem;
}

3. 適切な余白とレイアウト

余白(ホワイトスペース)は、コンテンツを読みやすくし、洗練された印象を与えます。詰め込みすぎは禁物です。

4. 信頼を裏付けるコンテンツ配置

ファーストビューで伝えるべき要素

  • 会社の事業内容が一目で分かるキャッチコピー
  • 信頼性を示す数字(設立年、実績件数、従業員数など)
  • 代表的な取引先ロゴ(許可がある場合)
  • 明確なアクションボタン

5. モダンなインタラクションの実装

// スムーススクロールの実装例
document.querySelectorAll('a[href^="#"]').forEach(anchor => {
  anchor.addEventListener('click', function (e) {
    e.preventDefault();
    const target = document.querySelector(this.getAttribute('href'));
    target.scrollIntoView({
      behavior: 'smooth',
      block: 'start'
    });
  });
});

よくある失敗と注意点

失敗例1: 過度なアニメーション

「動きがあった方がモダンに見える」と思い、過度なアニメーションを入れたところ、「軽薄な印象を与えてしまった」というケースがありました。BtoB企業では、適度で上品なアニメーションに留めることが重要です。

失敗例2: 情報の詰め込みすぎ

「たくさんの情報を載せれば信頼される」と考え、トップページに全ての情報を詰め込んでしまう失敗もよく見かけます。結果的に何が重要なのか分からなくなってしまいます。

失敗例3: 更新しやすさを考慮しない設計

デザインは良いものの、更新が困難な構造にしてしまい、結果的に情報が古くなってしまうケースです。弊社ではWordPressLaravelを使った更新しやすいシステム構築も重視しています。

改善後の具体的な成果

実際に改善を行ったクライアント様の事例をご紹介します:

IT系BtoB企業様の場合

  • 改善前: 月間問い合わせ2-3件
  • 改善後: 月間問い合わせ8-12件
  • 平均滞在時間: 1分30秒 → 3分45秒
  • 直帰率: 78% → 52%

製造業企業様の場合

  • 「ホームページを見て問い合わせました」という声が増加
  • 営業時の会社紹介がスムーズに
  • 採用応募者からの評価向上

まず何から始めるべきか

  1. 現状のサイトをスマートフォンでチェック

    • 文字は読みやすいか
    • ボタンは押しやすいか
    • 表示速度は問題ないか
  2. 競合他社のサイトを分析

    • どんな情報を掲載しているか
    • デザインの印象はどうか
    • 自社との差は何か
  3. 最新情報の更新

    • 古い情報がないかチェック
    • お知らせや事例を追加
    • 会社情報の見直し

BtoB企業のサイトリニューアルは、単なる見た目の改善以上の価値があります。信頼感のあるサイトは、営業活動の強力な武器となり、長期的な企業成長につながります。

「うちのサイトも信頼感を高めたい」とお考えでしたら、ぜひ一度現状を見直してみてください。神奈川県内はもちろん、リモートでの対応も可能です。20年以上のWeb制作実績を活かし、貴社の信頼性向上をサポートいたします。

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