「ホームページが安っぽく見える」という悩みを持つ中小企業必見。20年の実績を持つWeb制作会社が、信頼感のあるサイトに変わる具体的なデザイン改善方法を実例とともに解説します。
こんな悩み、ありませんか?
「自社のホームページを見ると、なんだか安っぽく見えてしまう...」 「競合他社と比べて見劣りしてしまう」 「お客様に信頼してもらえるサイトにしたいけど、何を改善すればいいかわからない」
神奈川で20年以上Web制作に携わってきた経験から言えることは、「安っぽさ」の原因は意外と単純な要素の積み重ねだということです。逆に言えば、いくつかのポイントを押さえるだけで、驚くほど信頼感のあるサイトに生まれ変わります。
実際に、あるクライアントの建設会社では、今回ご紹介する改善を行った結果、問い合わせ数が3ヶ月で40%増加しました。
なぜ「安っぽく」見えるのか?
多くの中小企業サイトに共通する問題点があります:
- フォントがバラバラで統一感がない
- 色使いが多すぎて散漫な印象
- 画像の品質が低い、または統一感がない
- 余白の使い方が不適切
- 古いデザイントレンドのまま放置
これらの問題は、一つひとつは小さな要素ですが、積み重なると大きな印象の差を生み出します。
信頼感を高める7つのデザイン要素
1. タイポグラフィの統一
最も効果が高いのがフォントの整理です。
あるクライアントのサイトでは、5種類ものフォントが混在していました。これを2種類に絞り込んだだけで、見違えるほどプロフェッショナルな印象に変わりました。
/* 推奨:フォントファミリーを統一 */
body {
font-family: 'Noto Sans JP', 'Hiragino Kaku Gothic ProN', 'Hiragino Sans', sans-serif;
font-weight: 400;
line-height: 1.7;
}
h1, h2, h3 {
font-weight: 700;
line-height: 1.4;
}
よくある失敗: 「目立たせたい」という理由で見出しごとに異なるフォントを使ってしまうこと。これは逆に安っぽい印象を与えます。
2. カラーパレットの制限
使用する色を3〜4色に絞り込むことで、一気にプロフェッショナルな印象になります。
実際の改善例:
- 改善前: 10色以上の色が混在
- 改善後: メインカラー(企業カラー)、サブカラー、アクセントカラー、グレーの4色に統一
- 結果: 「きちんとした会社だと感じる」という顧客の声が増加
/* カラーパレットの例 */
:root {
--primary-color: #2563eb; /* メインカラー */
--secondary-color: #64748b; /* サブカラー */
--accent-color: #f59e0b; /* アクセント */
--text-color: #374151; /* テキスト */
--bg-color: #f8fafc; /* 背景 */
}
3. 余白(ホワイトスペース)の活用
適切な余白は「高級感」を演出する最も簡単な方法です。
ある製造業のクライアントでは、詰め込みすぎていた情報を整理し、適切な余白を設けることで:
- 滞在時間が25%向上
- 直帰率が15%改善
- 「見やすくなった」という評価を多数獲得
/* 余白の統一例 */
.section {
padding: 80px 0;
}
.container {
max-width: 1200px;
margin: 0 auto;
padding: 0 20px;
}
.text-block {
margin-bottom: 2rem;
}
4. 高品質な画像の使用
画像の品質は信頼感に直結します。特に注意すべきポイント:
- 解像度が低い画像は絶対に使わない
- 色調やトーンを統一する
- 古い写真(服装や機器が古く見える)は更新する
ある小売業のクライアントでは、スマートフォンで撮影した商品画像をプロのカメラマンによる撮影に変更した結果、オンライン売上が60%向上しました。
5. 一貫したレイアウト
ページごとにレイアウトがバラバラだと、統一感がなく安っぽく見えます。
/* レイアウトの統一例 */
.page-header {
background: var(--primary-color);
color: white;
padding: 60px 0;
text-align: center;
}
.content-section {
padding: 80px 0;
}
.two-column {
display: grid;
grid-template-columns: 1fr 1fr;
gap: 40px;
align-items: center;
}
6. 適切なボタンデザイン
ボタンのデザインは「行動を促す力」に大きく影響します。
改善前後の比較:
- 改善前: 小さく、色も薄いボタン → クリック率1.2%
- 改善後: 適切なサイズと色のボタン → クリック率3.8%
/* 効果的なボタンデザイン */
.btn-primary {
background: var(--accent-color);
color: white;
padding: 16px 32px;
border: none;
border-radius: 8px;
font-weight: 600;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
transition: all 0.3s ease;
}
.btn-primary:hover {
background: var(--accent-color);
transform: translateY(-2px);
box-shadow: 0 4px 12px rgba(245, 158, 11, 0.3);
}
7. モバイル対応の最適化
今や60%以上の閲覧がモバイルデバイスです。PC版は良くてもスマホ版が崩れていては信頼感が失われます。
ある士業事務所のサイトでは、モバイル対応を改善した結果:
- モバイルからの問い合わせが200%増加
- Googleの検索順位も向上
/* レスポンシブデザインの例 */
@media (max-width: 768px) {
.two-column {
grid-template-columns: 1fr;
gap: 20px;
}
.section {
padding: 40px 0;
}
.btn-primary {
width: 100%;
padding: 18px;
}
}
よくある失敗パターンと対策
失敗パターン1:「とりあえず目立たせよう」
対策: 目立たせるのは本当に重要な要素だけに絞る。全てを目立たせようとすると、結果的に何も目立たなくなります。
失敗パターン2:「最新トレンドを全部取り入れよう」
対策: トレンドよりも「自社らしさ」と「使いやすさ」を重視。流行を追いすぎると、かえって安っぽく見えることがあります。
失敗パターン3:「一度に全部変更しよう」
対策: 段階的に改善する。一度に大きく変更すると、既存顧客が戸惑う可能性があります。
実装時の注意点
WordPressを使用している場合
多くの中小企業がWordPressを使用していますが、テーマ選択時に注意が必要です:
- 無料テーマでも質の高いものを選ぶ
- カスタマイズ性の高いテーマを選択
- 必要に応じてchild themeを作成
// functions.phpでのフォント読み込み例
function load_custom_fonts() {
wp_enqueue_style( 'google-fonts', 'https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap', false );
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'load_custom_fonts' );
更新・メンテナンス体制
デザインを改善した後の維持が重要です:
- 定期的な画像の更新
- 情報の鮮度チェック
- デザインガイドラインの作成
まとめ:まず何から始めるべきか
今回ご紹介した7つの要素の中でも、特に効果が高いのは以下の3つです:
- フォントの統一(最も簡単で効果大)
- 色数の制限(即座に改善が実感できる)
- 余白の調整(プロフェッショナルな印象に)
これらから始めて、徐々に他の要素も改善していくことをお勧めします。
**「技術的な実装が難しい」「どこから手をつけていいかわからない」**という場合は、専門家のサポートを受けることも重要な選択肢です。
私たちFivenine Designでは、これまで数多くの中小企業様のサイト改善をお手伝いしてきました。まずは現状のサイト診断から始めて、最も効果的な改善案をご提案いたします。
お気軽にご相談ください。あなたの会社の信頼感向上を、技術面からしっかりとサポートいたします。