WebサイトリニューアルでWordPressとLaravelの選択に迷っている中小企業経営者必見。初期費用から運用コストまで、実案件ベースで徹底比較します。
こんな悩みありませんか?
「Webサイトをリニューアルしたいけれど、WordPressとLaravelのどちらを選べばいいかわからない...」
「制作会社から見積もりをもらったら、WordPressが50万円、Laravelが100万円。この差は妥当なの?」
年商5億円の製造業A社の社長からこんな相談を受けました。「うちのような中小企業にLaravelは本当に必要ですか?コストに見合う効果があるか不安です」
20年以上Web制作に携わってきた私たちFivenine Designが、実案件をもとに両者のコスト構造を徹底解説します。
初期開発費用の現実的な差額
実際のプロジェクト費用比較
先月完了した2つのプロジェクトを例に見てみましょう:
WordPress案件(従業員50名の建設会社)
- 初期費用:60万円
- 開発期間:1.5ヶ月
- 主な機能:企業情報、事業案内、お問い合わせ、ブログ
Laravel案件(従業員80名の物流会社)
- 初期費用:90万円
- 開発期間:3ヶ月
- 主な機能:企業情報、顧客専用ページ、見積もりシステム、API連携
なぜこの価格差が生まれるのか
WordPressの場合:
// テーマカスタマイズで済む部分が多い
function custom_post_type_news() {
register_post_type('news', array(
'public' => true,
'label' => 'ニュース',
'supports' => array('title', 'editor', 'thumbnail')
));
}
add_action('init', 'custom_post_type_news');
Laravelの場合:
// ゼロからシステム設計が必要
class NewsController extends Controller
{
public function index(Request $request)
{
$news = News::with('category', 'author')
->when($request->category, function($query, $category) {
return $query->whereHas('category', function($q) use ($category) {
$q->where('slug', $category);
});
})
->paginate(10);
return view('news.index', compact('news'));
}
}
Laravelは柔軟性が高い分、要件定義から設計まで工数がかかります。
運用コストで見えてくる真の差額
年間運用コストの内訳
WordPress運用の落とし穴:
あるクライアントでは、WordPressサイトが1年後にこんな状況になりました:
- プラグインの競合でサイトが表示されない(月1回発生)
- セキュリティ更新対応(月2-3回)
- バックアップ・復旧作業(緊急対応年3回)
「最初は安かったのに、結局毎月メンテナンス費用がかかって...」
Laravel運用の実際:
一方、Laravel案件では:
// 定期メンテナンスのスケジューリング
protected function schedule(Schedule $schedule)
{
$schedule->command('backup:database')
->daily()
->at('02:00');
$schedule->command('system:health-check')
->hourly();
}
自動化されたメンテナンスにより、緊急対応は年1回程度に削減されました。
選択判断のチェックポイント
WordPressを選ぶべきケース
- 予算が限られている(初期費用50万円以下)
- 標準的な機能で十分(企業サイト、ブログ中心)
- すぐにリリースしたい(1-2ヶ月以内)
- 社内でコンテンツ更新したい
Laravelを選ぶべきケース
- 独自システムが必要(顧客管理、在庫連携など)
- 将来的な拡張性を重視
- セキュリティが特に重要
- 長期運用でコスト削減したい
よくある失敗パターンと対策
失敗例1:「とりあえずWordPress」の罠
製造業B社では、WordPressで構築した顧客ポータルが1年後に限界を迎えました。
「最初は問い合わせフォームだけだったのに、見積もり機能、進捗管理と要望が増えて...結局Laravelで作り直すことに」
対策:
- 3年後の事業計画まで含めて検討する
- 「将来こんな機能が欲しい」まで相談する
失敗例2:「Laravelなら何でもできる」の誤解
物流会社C社では、Laravelで作った管理画面の更新作業に苦労していました。
「記事の投稿ひとつとっても、HTMLの知識が必要で、結局制作会社に依頼することに...」
対策:
// 管理画面にエディタを組み込む
use Filament\Forms\Components\RichEditor;
public static function form(Form $form): Form
{
return $form->schema([
TextInput::make('title')
->label('タイトル')
->required(),
RichEditor::make('content')
->label('本文')
->required(),
]);
}
3年間の総コスト比較
最終的に、3年間の総所有コスト(TCO)で比較すると:
WordPress案件:
- 初期費用:60万円
- 運用費用:42万円(3年間)
- 総計:102万円
Laravel案件:
- 初期費用:90万円
- 運用費用:27万円(3年間)
- 総計:117万円
差額は15万円程度まで縮まります。
まとめ:次のアクションプラン
選択で迷ったら、まずこの3つを明確にしてください:
- 現在の課題と3年後の目標を整理する
- 月間の更新頻度と担当者を決める
- 年間IT予算の上限を設定する
その上で、制作会社に両方の見積もりを依頼し、運用費用まで含めた提案を求めましょう。
私たちFivenine Designでは、お客様の事業計画に合わせて最適な選択肢をご提案します。「どちらがいいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。適切な判断材料をご提供いたします。