Laravel 2026.02.02

Laravel開発会社選びで失敗しない!見積もり段階で技術力を見抜く5つの質問

約12分で読めます

Laravel開発を外注したいが、技術力のない会社を選んでしまった失敗談から学ぶ、見積もり段階で真の実力を見極める質問テクニックを解説します。

こんな悩み、ありませんか?

「Laravel開発を外注しようと思っているが、どの会社が本当に技術力があるのか分からない」 「以前、安さだけで選んだ開発会社で大失敗した経験がある」 「見積もりの段階で、相手の技術力を判断する方法を知りたい」

このような悩みを抱える企業のWeb担当者や経営者の方は少なくありません。実際に、私たちFivenine Designにも「前の開発会社で失敗したので作り直してほしい」というご相談を数多くいただいています。

今回は、そうした失敗を避けるために、見積もり段階で開発会社の真の技術力を見抜く具体的な質問方法をご紹介します。20年以上の開発経験から学んだ、実践的なノウハウをお伝えします。

なぜLaravel開発会社選びで失敗するのか?

表面的な情報だけで判断してしまう落とし穴

多くの企業が開発会社選びで失敗する最大の理由は、価格や営業トークなど表面的な情報だけで判断してしまうことです。特にLaravelのような技術的な専門性が高い分野では、見た目だけでは技術力を判断できません。

ある製造業のクライアント様は、当初「Laravel対応」と謳う格安の開発会社に依頼されていました。しかし、実際に納品されたシステムは以下のような問題を抱えていました:

  • セキュリティが脆弱で、個人情報漏洩のリスクが高い
  • パフォーマンスが悪く、ページ読み込みに10秒以上かかる
  • コードの品質が低く、機能追加や修正が困難
  • Laravelのバージョンが古く、サポート終了間近

結果的に、システム全体を作り直すことになり、初期費用の3倍以上のコストがかかってしまいました。

技術力不足の会社が増えている現状

近年、Web開発市場の拡大に伴い、十分な技術力を持たない開発会社も増加しています。特にLaravelについては、「人気のフレームワークだから」という理由だけで対応を謳う会社も少なくありません。

しかし、真のLaravel開発力とは単にフレームワークを使えることではありません。セキュリティ、パフォーマンス、保守性、拡張性など、様々な観点での深い理解と実践経験が必要です。

見積もり段階で技術力を見抜く5つの質問

質問1:「使用するLaravelのバージョンとその選択理由は?」

なぜこの質問が重要か: Laravelは定期的にバージョンアップされ、古いバージョンはセキュリティサポートが終了します。技術力のある会社は、プロジェクトの要件に応じて適切なバージョンを選択し、その理由を明確に説明できます。

良い回答の例: 「Laravel 10系を使用予定です。理由は、長期サポート版(LTS)であること、PHP 8.1以上に対応していること、また御社の既存システムとの互換性を考慮した結果です。セキュリティサポートも2026年まで続くため、長期的な運用に適しています。」

危険な回答の例: 「Laravelの最新版を使います」(具体的なバージョンや理由の説明なし) 「バージョンはお任せください」(選択基準が不明)

質問2:「セキュリティ対策として具体的にどのような実装をしますか?」

技術力を測るポイント: 真の技術力を持つ会社は、以下のようなセキュリティ対策を具体的に説明できます:

  • CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)対策
  • SQLインジェクション対策
  • XSS(クロスサイトスクリプティング)対策
  • 適切な認証・認可の実装
  • データベースの暗号化

良い回答の例:

// CSRFトークンの実装例について説明
// フォームでの@csrf ディレクティブ使用
// ミドルウェアでのトークン検証

「LaravelのビルトインCSRF保護機能を活用し、全フォームにトークンを設定します。また、Eloquent ORMを使用することでSQLインジェクションを防ぎ、データ出力時にはBlade テンプレートの自動エスケープ機能でXSS対策を行います。」

危険な回答の例: 「セキュリティはLaravelが自動でやってくれます」 「後から対応できます」

質問3:「パフォーマンス最適化はどのように行いますか?」

確認すべき技術要素:

  • Redis/Memcachedの活用
  • クエリキャッシュの実装
  • ビューキャッシュの最適化

良い回答の例: 「Redisを使用したキャッシュシステムの導入、Eloquentのeager loading でN+1問題を回避、Laravel Horizonでキュー処理の最適化を行います。また、Vite を使用してアセットをバンドル・最適化します。」

質問4:「テスト戦略とコード品質管理はどうしますか?」

技術力の高い会社が言及する要素:

  • Unit Testing(単体テスト)
  • Feature Testing(機能テスト)
  • コードカバレッジの測定
  • CI/CD(継続的インテグレーション/デプロイメント)の導入
  • コードレビューの体制

実装例:

// PHPUnitを使用したテスト例
public function test_user_can_create_post()
{
    $user = User::factory()->create();
    
    $response = $this->actingAs($user)->post('/posts', [
        'title' => 'Test Post',
        'content' => 'Test Content'
    ]);
    
    $response->assertStatus(201);
    $this->assertDatabaseHas('posts', ['title' => 'Test Post']);
}

質問5:「保守・運用フェーズでの技術サポート体制は?」

確認すべきポイント:

  • Laravel バージョンアップ対応
  • セキュリティパッチの適用
  • パフォーマンス監視
  • バックアップ・復旧体制
  • 緊急時の対応体制

良い回答の例: 「月次でのセキュリティパッチ適用、四半期でのパフォーマンスレビュー、年次でのLaravelバージョンアップ対応を提供します。監視ツールでリアルタイムでシステム状況を把握し、問題発生時は24時間以内に初期対応いたします。」

よくある失敗パターンと対処法

失敗パターン1:価格だけで選んでしまう

失敗事例: ある小売業のクライアント様は、5社から見積もりを取り、最も安い会社を選ばれました。しかし、納期遅延、品質不良、追加費用の請求などが続き、最終的には当社で作り直しすることになりました。

対処法: 価格と技術力のバランスを見極めることが重要です。極端に安い見積もりには必ず理由があります。人件費を削っている、技術的な検討が不十分、後から追加費用を請求する前提など、リスクを理解した上で判断しましょう。

失敗パターン2:営業担当者の人柄で決めてしまう

失敗事例: 営業担当者が非常に親身で信頼できる印象だったため契約したものの、実際の開発チームとのコミュニケーションが取れず、要件の認識齟齬が多発したケースがありました。

対処法: 契約前に実際の開発担当者と面談し、技術的な話ができるか確認しましょう。営業と開発の橋渡しがしっかりしている会社を選ぶことが重要です。

失敗パターン3:実績の数だけで判断してしまう

注意点: 「Laravel案件100件以上の実績」という謳い文句に惹かれがちですが、件数よりも質が重要です。小規模な案件を多数手がけているのか、大規模で複雑な案件を経験しているのかで、技術力は大きく異なります。

対処法: 実績を聞く際は、具体的な案件規模、使用した技術、解決した課題について詳しく質問しましょう。自社と類似した業界・規模の案件経験があるかも重要なポイントです。

失敗パターン4:コミュニケーション能力を軽視してしまう

重要性: どんなに技術力が高くても、コミュニケーションが取れない会社では良いシステムは作れません。要件定義からテスト、運用まで、プロジェクト全体を通してスムーズな意思疎通が不可欠です。

確認方法:

  • 専門用語を使わずに説明できるか
  • 定期的な進捗報告の仕組みがあるか
  • 問題発生時の連絡体制は整っているか
  • プロジェクト管理ツールを適切に活用しているか

成功する開発会社の選び方

技術力と実績のバランスを見極める

優秀な開発会社は、以下の特徴を持っています:

  1. 明確な技術基準:使用する技術やツールについて、選択理由を論理的に説明できる
  2. 豊富な経験:様々な業界・規模の案件を手がけている
  3. 継続的な学習:最新技術動向をキャッチアップし、既存プロジェクトにも適用している
  4. 透明性の高い開発プロセス:進捗状況や課題を適切に共有できる体制がある

長期的なパートナーシップを考える

Webシステム開発は、納品して終わりではありません。運用・保守、機能追加、技術的な相談など、長期的な関係性が重要です。

私たちFivenine Designでは、クライアント様との長期的なパートナーシップを重視し、システム稼働後も継続的なサポートを提供しています。実際に、10年以上お付き合いいただいているクライアント様も多数いらっしゃいます。

CMS比較ガイド

WordPress vs Laravel vs Shopify 徹底比較表

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まとめ:次にとるべきアクション

Laravel開発会社選びで失敗しないためには、見積もり段階での適切な質問と評価が重要です。価格や営業トークに惑わされず、技術力とコミュニケーション能力を総合的に判断しましょう。

今回ご紹介した5つの質問を活用することで:

  • 真の技術力を持つ開発会社を見極められる
  • プロジェクト失敗のリスクを大幅に削減できる
  • 長期的なコスト削減につながる
  • 安心してシステム開発を任せられる

もし Laravel開発の外注をご検討中で、技術力の高いパートナーをお探しの場合は、ぜひ一度ご相談ください。Fivenine Designでは、20年以上の開発経験を活かし、お客様のビジネス成長を技術面からサポートいたします。まずは現在の課題や要件をお聞かせいただければ、最適なソリューションをご提案いたします。

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