制作会社への依頼でよくある「何を準備すればいい?」という疑問を解決。20年以上の実績を持つFivenine Designが、依頼前に用意すべき情報・素材・決めておくべき事項を完全リスト化しました。
「何を準備すれば依頼できるの?」と思っているあなたへ
こんな悩みはありませんか?
「ホームページを作りたいけど、何を持っていけば話が進むのかわからない」
「最初の打ち合わせで何を聞かれるのか不安」
「素材を全部集めてから相談しないといけないのかな?」
これは、制作会社へのホームページ依頼において最もよく寄せられる不安のひとつです。「準備不足だと恥ずかしい」「時間を無駄にさせてしまう」と思うあまり、相談自体を先送りにしてしまう経営者・担当者の方が少なくありません。
ですが、正直に言えば——何も用意できていなくても、相談は始められます。 ただし、一定の情報が揃っていれば揃っているほど、制作がスムーズに進み、最終的な費用や仕上がりのクオリティにも直結します。
この記事では、神奈川を拠点に20年以上・中小企業から大手企業まで幅広くWebサイト制作を手がけてきたFivenine Designの経験をもとに、「依頼前に用意しておくと確実に役立つもの」の完全リストをお伝えします。準備が整っているものから順番に確認するだけでOKです。
なぜ「準備不足」が問題になるのか
ホームページ制作が途中で止まったり、想定より費用が膨らんだりする案件には、ほぼ共通した理由があります。それが**「依頼時の情報不足」**です。
たとえば——
- 掲載するサービス内容が決まっていなかったため、ライティングが何度もやり直しに
- ロゴデータを後から探したら古いバージョンしか見つからず、作り直しが発生
- 「競合他社のサイトは見たことがない」という状態で打ち合わせを進めた結果、完成後に「なんか違う」となった
- 写真素材が一枚もなく、すべてストック画像で代替したため、リアルさに欠けるサイトになった
こうした事態は、事前の準備でほぼ防げます。逆に言えば、準備が整っている依頼ほど、制作会社側も本質的な提案に集中できるのです。
【カテゴリ別】依頼前に用意しておくものリスト
① 会社・事業の基本情報
まず最初に確認されるのが、会社そのものの情報です。これが曖昧だと、サイト全体のコンセプトが定まりません。
- 会社名・屋号(正式名称・英語表記・よみがな)
- 所在地・電話番号・メールアドレス
- 事業内容の説明文(100〜300文字程度でよい)
- 設立年・従業員数・資本金など会社概要に載せる情報
- 営業時間・定休日
- Googleマップへの登録情報(すでに登録済みならURL)
ここでよくある失敗は、「会社概要のページは後で考える」と後回しにすること。会社概要は問い合わせページと並んで、訪問者が必ず確認するページです。最初から精度の高い情報を用意しておくと、後の工数が大きく減ります。
② ロゴ・ブランド素材
ロゴは、ホームページ全体のデザインの起点となります。
- ロゴデータ(AI・EPS・SVG・PNGの高解像度版が望ましい)
- コーポレートカラー(色コード=16進数「#XXXXXX」があれば最善)
- 使用しているフォント名(わかる場合のみ)
- 既存の名刺・パンフレット・会社案内のPDFや写真
ロゴデータについて補足すると、「Wordに貼ってある画像」や「LINE上のスクリーンショット」をロゴとして持参される方が非常に多いです。これでは解像度が足りず、Web上でぼやけて表示されてしまいます。制作した印刷会社やデザイナーに連絡してオリジナルデータを取り寄せることを、依頼前にぜひ済ませておきましょう。
③ 写真・画像素材
サイトの印象を大きく左右するのが写真です。
- 外観・内観の写真(店舗・オフィス・工場など)
- スタッフ・代表者の写真(プロフィール用)
- 商品・サービスの写真(複数アングル)
- 施工事例・実績写真(ビフォーアフターがあれば尚良)
- イベント・現場作業の写真
写真が「一枚もない」という状態で依頼するケースも珍しくありません。その場合はストック写真(有料・無料の素材サイト)で代替できますが、実際の会社の雰囲気が伝わりにくく、問い合わせ率が下がる傾向があります。 あるクライアント(神奈川県内のリフォーム会社)では、スマートフォンで撮影した現場写真を30枚ほど提供していただいただけで、問い合わせ数が制作前の約2.4倍になりました。「プロのカメラマンを使わないと」と身構える必要はありません。
④ サービス・商品の詳細情報
サイトの核心部分です。ここが曖昧だと、ページ構成そのものが決まりません。
- 提供しているサービス・商品の一覧
- 各サービスの特徴・強み・他社との違い
- 料金・費用の目安(非公開の場合はその旨を明確に)
- よくある質問と回答(営業担当者に聞くと出てきやすい)
- お客様の声・口コミ・事例(掲載許可が得られているもの)
⑤ サイトの目的・要件
制作会社が最も重視する情報です。「とにかくかっこいいサイトを」という依頼は、実は最も設計しづらいのです。
- ホームページを作る目的(問い合わせ獲得・採用・ブランディングなど)
- ターゲットとなるお客様の像(年齢・職業・悩みなど)
- 好きなサイト・嫌いなサイトのURL(デザインの好みを共有)
- 競合他社のサイトURL(3〜5社程度)
- 予算の上限・目安
- 公開希望日・スケジュールの制約
- 自分でページを更新したいか否か
flowchart TD
A[依頼前の準備] --> B[会社・事業情報]
A --> C[ロゴ・ブランド素材]
A --> D[写真・画像]
A --> E[サービス詳細情報]
A --> F[サイトの目的・要件]
B --> G[打ち合わせ]
C --> G
D --> G
E --> G
F --> G
G --> H{情報は揃っている?}
H -->|Yes| I[スムーズに制作開始]
H -->|No| J[ヒアリングで補完]
J --> I「全部用意してから相談」は間違い
ここまでリストを見て、「こんなに準備が必要なのか」と思った方もいるかもしれません。ですが、すべてが揃ってから相談する必要は一切ありません。
むしろ、用意できていない項目を制作会社と一緒に整理していくことが、最初の打ち合わせの主な目的でもあります。たとえば「写真は一枚もない」なら、撮影の段取りを含めて提案できますし、「サービスの言語化が苦手」なら、ヒアリングを通じてライティングをサポートすることも可能です。
重要なのは、「何がある」と「何がない」を把握した状態で相談に来ること。それだけで打ち合わせの質が大きく変わります。
| 準備の状態 | 打ち合わせの効率 | 制作期間の目安 | 追加費用のリスク | 完成クオリティ |
|---|---|---|---|---|
| 全項目揃っている | 非常に高い | 2〜3ヶ月 | 低 | 高 |
| 半分程度揃っている | 高い | 3〜4ヶ月 | 中 | 高 |
| ほぼ揃っていない | 低い | 4〜6ヶ月 | 高 | 中 |
よくある失敗パターンと回避策
失敗①:「とりあえず見積もりだけ」で何も持参しない
目的・予算・イメージがない状態では、見積もりの幅が100万円以上ブレることもあります。「予算は100万円以内」「問い合わせを月10件増やしたい」という情報があるだけで、提案の精度が劇的に上がります。
失敗②:ロゴを後から探す
「後で送ります」と言ったまま数週間が過ぎるのがこのパターン。制作の序盤にロゴが確定していないと、カラーやフォントの設計が宙に浮きます。依頼前に必ず探しておきましょう。
失敗③:競合サイトを「知らない」で済ませる
「競合はどこですか?」という質問に「特にない」と答えるケースがありますが、これは業界全体の傾向やデザインのベンチマークを失うことを意味します。Google検索で同業他社のサイトを5社確認しておくだけで十分です。
失敗④:更新方法の要否を決めずに依頼する
「自分で更新できるシステム(CMSといいます)を入れるかどうか」は、費用に20〜50万円の差が出ることもある重要な決断です。「ブログは自分で書きたい」「スタッフ情報を随時変えたい」という希望があれば、最初から伝えておきましょう。
まとめ:まず「あるもの・ないもの」を整理するところから
ホームページ制作への依頼は、完璧な準備が整ってからではなく、「今持っているものを把握した状態」で始めるのがベストです。プロの制作会社は、足りない部分を一緒に埋めるサポートも含めて提案します。
Fivenine Designでは、初回のご相談は無料で承っており、「何が足りないか」を整理するところからお手伝いしています。20年以上の実績で培ったヒアリング力で、あなたのビジネスに本当に必要なサイトを一緒に設計します。
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