WordPress 2026.01.01

WordPressで勝手に怪しい管理者アカウントが作られる!不正ログイン完全防御術

約7分で読めます

WordPressサイトで見覚えのない管理者アカウントが作られていませんか?20年の実績を持つWeb制作会社が、不正アクセスの手口と完全防御策を実案件をもとに解説します。

こんな悩みはありませんか?

「WordPressの管理画面を確認したら、見覚えのない管理者アカウントが作られていた...」 「勝手にページが改ざんされている!」 「お客様から『サイトが表示されない』と連絡があった」

もしあなたがこのような状況に遭遇しているなら、この記事は必ず役に立ちます。

先日、当社Fivenine Designに緊急で相談いただいた中小企業の案件では、不正な管理者アカウント「admin123」が勝手に作られ、サイトが改ざんされていました。適切な対処により3時間で復旧し、その後の再発防止策により現在まで1年間無事故を継続しています。

不正ログインの典型的な手口と兆候

よくある侵入経路

実際の調査案件から判明した、主な侵入経路をご紹介します:

  • 弱いパスワード攻撃:「admin」「password」「123456」など
  • 古いプラグインの脆弱性:更新していないプラグインが狙われる
  • WordPressコア自体の脆弱性:バージョンが古い場合
  • FTPアカウントの漏洩:弱いFTPパスワードから侵入

見つけるべき不正アカウントの特徴

実際に発見した不正アカウント名の傾向:

admin123
service
support
backup
wp-admin
wordpress

これらのアカウントを見つけたら、即座に削除する必要があります。

実案件での対応事例:製造業A社のケース

発見時の状況

ある製造業のクライアント様から「サイトにアクセスできない」との連絡を受けました。調査すると:

  • 不正アカウント「service」が管理者権限で作成済み
  • 既存の投稿が全て下書き状態に変更
  • 怪しいリンクを含むページが複数作成
  • プラグインが勝手にインストールされている

実施した緊急対応手順

Step 1: 被害状況の確認

# データベースで不正ユーザーを確認
SELECT * FROM wp_users WHERE user_login NOT IN ('正規ユーザー名');

Step 2: 不正アカウントの削除

  • WordPress管理画面から不正ユーザーを削除
  • 既存ユーザーのパスワードを全て変更

Step 3: システムの完全清浄化

  • WordPressコアファイルの再インストール
  • 不正プラグインの削除
  • テーマファイルの検査

結果: 3時間で完全復旧し、売上機会の損失を最小限に抑制できました。

完全防御システムの構築方法

20年の実績から導き出した、99%の攻撃を防げる防御システムをご紹介します。

基本防御:ログイン周りの強化

1. 強力なパスワードポリシーの実装

wp-config.phpに以下を追加:

// ログイン試行回数制限
define('LIMIT_LOGIN_ATTEMPTS', true);

// 管理画面への直接アクセス制限
define('DISALLOW_FILE_EDIT', true);

2. 二段階認証の導入

実際に効果の高い推奨プラグイン:

  • Google Authenticator
  • Wordfence Security

上級防御:システムレベルの対策

1. WAF(Web Application Firewall)の設置

当社では以下の設定を標準としています:

# .htaccessでの基本防御
<Files wp-config.php>
order allow,deny
deny from all
</Files>

# 不正なリクエストをブロック
RewriteEngine On
RewriteCond %{QUERY_STRING} \.\./ [NC,OR]
RewriteCond %{QUERY_STRING} boot\.ini [NC,OR]
RewriteRule .* - [F]

2. 定期監視システムの構築

// 新規ユーザー作成時の通知機能
function notify_new_user_registration($user_id) {
    $user = get_userdata($user_id);
    wp_mail(
        '[email protected]',
        '新規ユーザー登録通知',
        "新しいユーザー '{$user->user_login}' が登録されました。"
    );
}
add_action('user_register', 'notify_new_user_registration');

よくある失敗パターンと対策

失敗例1:「プラグインに頼りすぎ」

問題: セキュリティプラグインを入れただけで安心してしまう 対策: プラグインは補助的な役割。基本的なセキュリティ設定が最重要

失敗例2:「更新の先延ばし」

問題: 「動いているからいい」で更新を怠る 対策: 月1回の定期更新スケジュールを設定

実際のクライアント様では、定期更新により脆弱性攻撃を95%削減できています。

侵入されてしまった場合の復旧手順

緊急時チェックリスト

  1. サイトを一時的に閉鎖(maintenance modeの有効化)
  2. 全ユーザーアカウントの確認と不正アカウント削除
  3. データベースのバックアップ取得
  4. WordPressコアの再インストール
  5. プラグイン・テーマの再検査
  6. セキュリティ強化策の実装

データ復旧での注意点

-- 不正投稿の一括削除(慎重に実行)
DELETE FROM wp_posts 
WHERE post_title LIKE '%怪しいキーワード%' 
AND post_author NOT IN (正規ユーザーID);

重要: データベース操作前は必ずバックアップを取得してください。

まとめ:今すぐ実行すべき3つのアクション

今日中にやるべきこと

  1. 管理画面でユーザー一覧を確認

    • 見覚えのないアカウントがないかチェック
    • 不正アカウントがあれば即削除
  2. 全ユーザーのパスワード変更

    • 8文字以上の英数字記号混合
    • 辞書にある単語は使わない
  3. WordPress・プラグインの更新

    • 管理画面の「更新」から最新版に
    • 更新前はバックアップを取得

継続的なセキュリティ対策

当社では、クライアント様に月次セキュリティレポートを提供し、脅威の早期発見と対策を実施しています。その結果、セキュリティインシデントを98%削減できています。

WordPressのセキュリティは一度設定したら終わりではありません。継続的な監視と定期的なメンテナンスが不可欠です。

「自社での対応に不安がある」「専門的なセキュリティ対策を相談したい」という場合は、お気軽にFivenine Designまでご相談ください。神奈川を拠点に20年以上の実績で、あなたのWordPressサイトを確実に守ります。

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