WordPress 2026.04.24

WordPressでページを自分で追加・編集する操作ガイド

約11分で読めます

「更新のたびに業者へ依頼するのが億劫」と感じているWeb担当者向けに、WordPressの固定ページ・投稿の追加・編集手順を実案件ベースで丁寧に解説します。

こんな悩み、ありませんか?

「ちょっとした文言修正なのに、制作会社へ連絡して、見積もりが来て、数日後にやっと反映される……」

このフローに疲れているWeb担当者の方は、決して少なくありません。あるいは「自分でやろうとしたら、どのメニューを触ればいいのか分からず断念した」という経験をお持ちの方もいるでしょう。

WordPressは「自分でサイトを更新できるようになること」を前提に設計されたCMSです。しかし、管理画面の構造や用語が独特なため、初めて触るとどこから手をつければよいか迷いがちです。本記事では、非エンジニアのWeb担当者が最短で「ページの追加・編集」を自走できるようになることをゴールに、実際の操作手順と、現場でよく起きるトラブルの回避策をまとめました。

読み終えた後には「あ、これなら自分でできる」と感じていただけるはずです。


なぜWordPressの操作で迷うのか? 構造を理解すると一気に楽になる

WordPressでページを管理する際、多くの方がつまずくのは「投稿」と「固定ページ」の違いです。ここを整理するだけで、管理画面の見え方がガラリと変わります。

項目投稿(Post)固定ページ(Page)
主な用途ブログ記事・お知らせ・新着情報会社概要・サービス紹介・お問い合わせ
カテゴリ・タグ使える使えない(基本)
一覧表示自動でアーカイブに並ぶ並ばない(個別に配置)
更新頻度定期的に追加していくもの内容が比較的固定されているもの
階層構造なし親・子ページの階層を作れる

「会社概要を更新したいのに投稿を編集していた」というミスは、この違いを知らないと起きやすいミスの代表例です。まず自分が触りたいページがどちらに属するかを確認することが、迷わない操作の第一歩です。

もう一つ混乱の原因になるのが「ブロックエディタ(Gutenberg)」の存在です。2018年以降、WordPressは従来のクラシックエディタからブロックエディタへ移行しています。テキスト・画像・ボタンといった要素がそれぞれ「ブロック」という単位で管理されるため、直感的に操作できる反面、従来の感覚で触ると戸惑います。


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実践:ページを新規追加する手順

実際の操作を「固定ページの新規追加」を例にして説明します。当社のクライアントである神奈川県内の製造業者様(社員50名規模)が、新しいサービスページを自社で追加できるようになった際の手順がベースです。

Step 1. 管理画面へログイン

ブラウザで https://あなたのサイトURL/wp-admin にアクセスし、IDとパスワードでログインします。

Step 2. 「固定ページ」→「新規追加」を選択

左側のメニューから「固定ページ」にカーソルを合わせると「新規追加」が表示されます。クリックするとブロックエディタが開きます。

Step 3. タイトルを入力する

エディタ上部の「タイトルを追加」欄に、ページ名を入力します。このタイトルはブラウザのタブや検索結果にも表示されるため、ユーザーが一目で内容を理解できる文言にすることが重要です。

例:「会社概要」「採用情報」「OEMサービスのご案内」

Step 4. ブロックでコンテンツを組み立てる

本文エリアの「+」ボタンをクリックすると、追加できるブロックの一覧が表示されます。よく使うブロックは以下の通りです。

  • 段落:通常のテキスト入力
  • 見出し:H2〜H6の見出しを設定
  • 画像:画像のアップロード・挿入
  • リスト:箇条書き・番号付きリスト
  • ボタン:CTAボタンの設置
  • テーブル:表の挿入

文章を入力したい場合は「段落」ブロック、セクションを区切りたい場合は「見出し」ブロックを使うのが基本の流れです。

Step 5. URLスラッグを設定する

右側のサイドバー「ページ」タブの中に「パーマリンク」という項目があります。ここに表示されるURLの末尾部分(スラッグ)を英数字で設定しましょう。

例:タイトルが「OEMサービスのご案内」なら
スラッグ:oem-service
→ URL:https://example.com/oem-service/

日本語のままにしておくとURLが文字化けして長くなるため、必ず英数字に変更してください。

Step 6. 公開・保存

右上の「公開」ボタンで即時公開、または「下書き保存」で一時保存ができます。確認が必要な場合は「プレビュー」で表示を確認してから公開しましょう。


実践:既存ページを編集する手順

新規追加と同様に、既存ページの編集もシンプルな流れです。

flowchart TD
    A[管理画面にログイン] --> B[固定ページ または 投稿 の一覧を開く]
    B --> C[編集したいページの「編集」をクリック]
    C --> D[ブロックエディタで内容を修正]
    D --> E{変更を確認する?}
    E -->|はい| F[「プレビュー」で表示確認]
    E -->|いいえ| G[「更新」ボタンで保存・反映]
    F --> G

編集後は必ず「更新」ボタンを押して変更を確定させてください。タブを閉じるだけでは保存されません。これは現場でもっとも多い操作ミスの一つです。


テーマによって操作が変わる場合:カスタムフィールドとACF

少し踏み込んだ内容ですが、制作会社が構築したWordPressサイトでは、Advanced Custom Fields(ACF) というプラグインで専用の入力フォームが組まれていることがあります。この場合、ブロックエディタではなく「会社名」「電話番号」「バナー画像」などの専用フォームに入力する形になります。

// テーマ内でカスタムフィールドの値を呼び出している例
$company_name = get_field('company_name');
$phone = get_field('phone_number');
echo '<p class="company">' . esc_html($company_name) . '</p>';
echo '<p class="phone">' . esc_html($phone) . '</p>';

「自分のサイトのエディタが他のWordPressと見た目が違う」と感じたら、ACFや類似プラグインが使われている可能性があります。制作会社から操作マニュアルをもらうか、どのフィールドが何に対応するかを確認しておきましょう。


よくある失敗パターンと対処法

実際のクライアントサポートで繰り返し見てきた失敗を共有します。

編集中に別のタブへ移動したり、ブラウザを閉じたりすると変更が失われます。WordPressには自動下書き保存機能がありますが、完全ではありません。**変更のたびに「更新」または「下書き保存」を押す習慣**をつけてください。
推奨サイズと異なる画像をそのままアップロードすると、レイアウトが崩れることがあります。アップロード前に「このブロックに必要な画像サイズ」を制作会社に確認しておきましょう。テーマによって横幅や縦横比の推奨値が異なります。
日本語スラッグは表示上は問題なく見えますが、URLがエンコードされた長い文字列になります。SNSでシェアされたときやメールに貼り付けたときに非常に見づらくなるため、**スラッグは必ず英数字とハイフンで設定**してください。
固定ページには親子関係を設定できますが、新規作成時にデフォルトでは「親なし」になっています。「サービス > OEMサービス」のような階層を意図している場合は、右サイドバーの「ページ属性」から親ページを選択してください。
下書き状態のページは通常検索エンジンにはインデックスされませんが、公開設定を誤ると意図しないページが露出することがあります。重要なページは「プレビュー」で確認してから公開しましょう。

導入効果:自走できると何が変わるのか

先ほど紹介した製造業者様のケースでは、操作研修を2時間実施した結果、月に3〜4回あった「テキスト修正の依頼」がゼロになりました。担当者からは「お知らせを自分のタイミングで出せるようになったので、展示会前の告知がスムーズになった」という声をいただいています。

「更新できる体制を作ること」は、サイトを生きた営業ツールとして機能させる上で非常に重要です。特に中小企業においては、更新速度がそのままコンテンツの鮮度・信頼感に直結します。


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まとめと次のステップ

WordPressでのページ追加・編集は、操作の流れを一度把握すれば、エンジニアでなくても十分に自走できます。大切なのは「投稿と固定ページの違いを理解する」「URLスラッグを英数字で設定する」「更新ボタンを必ず押す」という基本動作を習慣化することです。

もしサイトの構造が複雑で「どこを触ればいいか分からない」「操作してみたら表示がおかしくなった」という状況になった場合は、むやみに触り続けるよりも一度プロに確認してもらうことをお勧めします。当社では、既存WordPressサイトの構造確認や操作マニュアルの作成も承っております。

操作に不安がある場合や、WordPressの構築・リニューアルをご検討中の方は、お気軽に Fivenine Design へご相談ください。神奈川を拠点に20年以上の実績を持つ私たちが、貴社のWeb運用を技術面からサポートします。

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