サイトが突然検索結果から消えてしまった時の原因特定から復旧までの実践的な対処法を、20年の実績を持つWeb制作会社が詳しく解説します。
こんな悩みありませんか?
「昨日まで検索結果に出ていたはずの自社サイトが、今日見たら見当たらない...」 「Google検索で社名を入力しても、自分のサイトが表示されない」 「アクセス数が急激に減って、何が原因かわからない」
このような状況に直面すると、多くの経営者様は「サイトに何か問題が起きたのでは?」と不安になられるでしょう。実際、弊社にも「サイトが検索から消えた」というご相談を月に数件いただきます。
安心してください。適切な手順で対処すれば、ほとんどのケースで復旧可能です。今回は、20年以上のWeb制作実績を持つ弊社が、インデックス削除の原因と具体的な復旧手順をお伝えします。
インデックス削除が起こる主な原因
1. robots.txtファイルの設定ミス
最も多い原因の一つが、robots.txtファイルの誤った設定です。先日も、あるクライアント様のサイトで同様の問題が発生しました。
User-agent: *
Disallow: /
このような記述があると、すべての検索エンジンに対してサイト全体のクロールを禁止してしまいます。WordPressの管理画面で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていると、このような設定になってしまいます。
2. WordPressの設定問題
WordPressの「設定」→「表示設定」で「検索エンジンでの表示」にチェックが入っていると、検索エンジンからのインデックスが拒否されます。
3. サーバーエラーやサイトダウン
- 500エラー(内部サーバーエラー)
- 404エラーが大量発生
- サーバーの応答速度の極端な低下
- SSL証明書の期限切れ
これらの問題が長期間続くと、Googleがサイトを「利用できない」と判断してインデックスから除外することがあります。
4. ペナルティの可能性
Googleのガイドライン違反により、手動ペナルティやアルゴリズムペナルティを受けた可能性もあります。
復旧手順:段階的なアプローチ
ステップ1:現状確認
まず、サイトの状況を正確に把握しましょう。
Google Search Consoleでの確認
site:あなたのドメイン名
をGoogle検索で入力し、インデックス状況を確認します。
サイトが正常に表示されるかチェック
- トップページが正常に開くか
- SSL証明書は有効か
- 表示速度に問題はないか
ステップ2:WordPress設定の確認
- WordPress管理画面にログイン
- 「設定」→「表示設定」を開く
- 「検索エンジンでの表示」のチェックを外す
- 変更を保存
ステップ3:robots.txtファイルの確認と修正
正しいrobots.txtファイルの例:
User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Disallow: /wp-includes/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php
Sitemap: https://yoursite.com/sitemap.xml
ステップ4:XMLサイトマップの送信
Google Search Consoleから、XMLサイトマップを再送信します。
- Search Consoleにログイン
- 「サイトマップ」セクションを開く
- サイトマップURLを入力(通常は
/sitemap.xml) - 送信ボタンをクリック
ステップ5:インデックス登録のリクエスト
Search Consoleの「URL検査」機能を使用して、重要なページのインデックス登録をリクエストします。
実際の復旧事例:製造業A社様のケース
あるクライアント様(製造業)のサイトで、突然検索結果から消えてしまった事例をご紹介します。
課題
- 会社名で検索しても自社サイトが出てこない
- アクセス数が前週比で80%減少
- 問い合わせが激減
原因特定 調査の結果、WordPress更新時にテーマが初期化され、カスタムrobots.txtが削除されて、デフォルトの「インデックス拒否」設定が有効になっていました。
対応と結果
- WordPress設定の修正(即日対応)
- robots.txtの再設定
- Search Consoleでのサイトマップ再送信
- 主要ページのインデックス登録リクエスト
成果
- 3日後:トップページが検索結果に復帰
- 1週間後:アクセス数が元の水準に回復
- 2週間後:問い合わせ数も正常化
よくある失敗と注意点
失敗例1:パニックになって設定を変更しすぎる
問題発生時に焦って複数の設定を同時に変更すると、何が効果的だったか分からなくなります。必ず一つずつ、段階的に対応することが重要です。
失敗例2:復旧を急ぎすぎる
インデックス復旧には通常数日から数週間かかります。1日で結果が出ないからといって、さらに設定を変更するのは逆効果です。
注意点:バックアップの重要性
設定変更前には必ずバックアップを取りましょう。万が一、状況が悪化した場合に元に戻せるようにしておくことが大切です。
予防策:今後同じ問題を起こさないために
定期監視の実装
-
Google Search Consoleの活用
- 週1回の確認を習慣化
- エラー通知の設定
-
アクセス数の監視
- Google Analyticsでの日次チェック
- 急激な変動があった場合のアラート設定
-
サイト健全性チェック
- 月1回のサイト動作確認
- SSL証明書の有効期限確認
まとめ:まず何をすべきか
サイトが検索結果から消えた場合、以下の順序で対応してください:
- 冷静に現状把握(site:検索、Search Console確認)
- WordPress基本設定の確認(表示設定のチェック外し)
- robots.txtファイルの確認
- サイトマップの再送信
- 経過観察(1-2週間)
技術的な問題や、自社での対応に不安がある場合は、早めに専門家にご相談することをお勧めします。弊社では、このようなトラブル対応から予防策の実装まで、20年以上の実績を基にサポートいたします。
サイトの検索順位やアクセス数でお困りの際は、お気軽にご相談ください。神奈川を拠点に、中小企業様のWebサイトを全力でサポートいたします。