ビジネス 2026.04.12

自社サイトのスマホ対応を今すぐ確認する3つの方法

約16分で読めます

スマホ対応の確認方法を3ステップで解説。Googleモバイルフレンドリーテスト・Chrome DevTools・実機確認の使い方と、非対応が招くSEOリスク・売上損失まで詳しく説明します。

「うちのサイト、スマホで見ても大丈夫?」という不安、放置していませんか?

こんな悩みを抱えていませんか?

  • 数年前に作ったサイトをそのまま使い続けているが、スマホ対応しているか自信がない
  • スタッフから「スマホで見づらい」と言われたが、何をどう直せばいいか分からない
  • 問い合わせが最近減った気がするが、サイトが原因なのかどうか判断できない

もしひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。

結論から先にお伝えします。スマホ対応(正式には「モバイルフレンドリー」と呼ばれます)ができていないサイトは、Googleの検索順位が下がり、訪問者が離脱し、問い合わせや売上が失われます。 これは推測ではなく、Googleが公式に認めている事実です。

そして重要なのは、スマホ対応の確認は専門知識がなくても今日中にできるということ。この記事では、無料ツールを使った確認方法を3つ、順を追って解説します。さらに、確認して「非対応だった場合」に何が起きるのか、どう対処すればいいのかまで丁寧にお伝えします。


なぜ今、スマホ対応が経営課題になっているのか

「スマホ対応」という言葉自体は10年以上前から存在しています。にもかかわらず、2025年現在もスマホ対応が不十分なサイトは数多く存在しています。その背景には、いくつかの構造的な理由があります。

① 制作年代の問題 2015年以前に制作されたサイトの多くは、パソコンでの閲覧を前提に設計されています。当時はスマホよりもパソコンからのアクセスが主流だったため、スマホ対応が後回しにされるケースが多々ありました。

② 「なんとなく見られる」と「ちゃんと見られる」は違う スマホで表示できていても、文字が小さすぎてピンチアウト(拡大操作)しなければ読めないサイト、ボタンが小さすぎてタップできないサイト、横スクロールが発生するサイトはすべて「スマホ非対応」と判定されます。「見られる」と「最適化されている」は別物です。

③ Googleのルール変更(モバイルファーストインデックス) Googleは2019年から「モバイルファーストインデックス」という方針を本格運用しています。これは、Googleがサイトを評価する際にパソコン版ではなくスマートフォン版を基準にするという仕組みです。つまり、スマホ対応が不十分だと、パソコンで見たときに立派なサイトでも、Googleの評価が下がります。

現在、日本国内のWeb閲覧の約60〜70%はスマートフォンからです。この数字を見ると、スマホ対応は「あればいい機能」ではなく「経営の基盤」であることがご理解いただけるはずです。


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スマホ非対応が招く、3つの深刻なリスク

スマホ非対応サイトを放置し続けるリスク

リスク① Googleの検索順位が下落する モバイルフレンドリーでないサイトはGoogleの検索結果で不利に扱われます。「〇〇 神奈川」「〇〇 サービス名」などのキーワードで競合より下位に表示され、新規顧客との接点が失われます。検索順位が1ページ目から2ページ目に落ちると、クリック数は約75%減少するとも言われています。

リスク② 訪問者がすぐに離脱する スマホで見づらいサイトは、ユーザーが数秒で離脱します。Googleの調査では、モバイルサイトの読み込みが3秒以上かかると53%のユーザーが離脱するとされています。見づらければさらにその確率は高まります。問い合わせに至る前に去られているケースが大半です。

リスク③ 競合に顧客を奪われる 競合他社がスマホ対応を済ませている場合、ユーザーはあなたのサイトを離脱した直後に競合のサイトへ流れます。業種によっては、スマホ対応の差だけで月数十万円規模の機会損失が生じているケースもあります。


今すぐできる!スマホ対応の確認方法3選

ここからが本題です。技術的な知識がなくても確認できる方法を3つ紹介します。難しい順に並べているので、まずは方法①から試してみてください。

確認方法① Googleモバイルフレンドリーテスト(最も簡単)

Googleが無料で提供している公式ツールです。URLを入力するだけで、Googleがあなたのサイトをスマホ対応と判断しているかどうかを教えてくれます。

このツールの優れた点は、Googleの目線でそのまま評価できることです。ユーザーの見た目ではなく、検索エンジンの評価基準で判定されるため、SEOへの影響を直接確認できます。


確認方法② Chrome DevTools(より詳しく確認したい場合)

Googleのブラウザ「Chrome(クローム)」には、スマートフォンの画面を疑似的に再現できる機能が標準搭載されています。パソコンの画面で、さまざまなスマートフォンの見え方を確認できます。

Chrome DevToolsは、より具体的にどのページのどの部分が崩れているかを特定するのに向いています。


確認方法③ 実機確認(最も確実)

ツールでの確認に加え、実際のスマートフォンで自社サイトを開いて確認することが最も確実です。ツールはあくまでシミュレーションであり、実際の端末での表示と完全には一致しない場合があります。


3つの方法の使い分け早わかり

確認方法難易度所要時間SEO評価との連動細かい表示確認費用
①Googleモバイルフレンドリーテスト★☆☆約5分無料
②Chrome DevTools★★☆約15分無料
③実機確認★☆☆約30分無料

まず①で「そもそもGoogleに非対応と判定されているか」を確認し、問題があれば②と③で「具体的にどこが崩れているか」を特定するという流れがおすすめです。


確認してみたら「非対応」だった。次にすべきことは?

ツールで問題が発見された場合、慌てる必要はありません。ただし、放置は禁物です。以下のような流れで対応を検討してください。

軽微な問題(フォントサイズ、ボタンサイズなど) CSSと呼ばれるデザイン設定ファイルを調整することで対応可能な場合があります。WordPressを使用しているサイトであれば、テーマの設定画面から変更できるケースもあります。

構造的な問題(レイアウト全体が崩れている) この場合はサイト全体の設計から見直す必要があります。「とりあえず直す」という部分的な修正では根本解決にならないことが多く、中長期的に見ると作り直した方がコスト効率が良いケースがほとんどです。費用の目安としては、既存サイトのスマホ対応改修で20〜50万円前後、フルリニューアルであれば50〜200万円が一般的な相場です(サイトの規模・機能により異なります)。

Fivenine Designでは、これまでの20年以上の制作実績の中で、「スマホで見たら崩れていた」というご相談を数多くいただいてきました。 特に、数年前に他社で制作されたサイトをスマホ対応にリニューアルするケースでは、単に見た目を直すだけでなく、Google検索での評価改善・問い合わせ数の増加・直帰率(サイトをすぐ離脱する割合)の低下といった成果につながるよう、設計段階から丁寧に取り組んでいます。


スマホ対応でよくある失敗パターン

スマホ対応を「直した」つもりでも、実は不十分だったというケースは珍しくありません。よくある失敗を知っておくことで、無駄なコストを避けられます。

失敗① トップページだけ対応して満足してしまう Googleはサイト全体のページを個別に評価します。トップページがスマホ対応でも、サービスページや問い合わせページが非対応であれば、そのページの検索順位は下がります。全ページを確認することが必須です。

失敗② 見た目だけ直して速度を無視する スマホ対応は「表示崩れがないこと」だけではありません。ページの表示速度も重要な評価基準です。高解像度の画像をそのまま使い続けているサイトは、スマホ回線では読み込みに時間がかかり、ユーザーが離脱します。Googleの「PageSpeed Insights」というツールでスマホ表示の速度スコアも合わせて確認することをおすすめします。

失敗③ テンプレートを変えただけで終わりにする WordPressのテーマ(デザインテンプレート)をスマホ対応のものに変えても、それだけでは不十分なことがあります。古いテンプレートからデータを移行する際に、文字サイズの指定や画像の横幅指定が上書きされ、表示崩れが残るケースがあります。変更後は必ず全ページで実機確認を行ってください。


まとめ:今日やるべきことは1つだけ

スマホ対応の確認方法と、対応できていない場合のリスクについてご説明しました。難しく感じた方も、まずGoogleモバイルフレンドリーテストにサイトのURLを入力するだけで現状把握ができます。所要時間は5分以内です。

「問題なし」という結果が出れば安心してください。「問題あり」という結果が出た場合は、その内容をスクリーンショットに保存しておき、Web制作の専門家に相談するための材料として活用してください。

スマホ対応は一度対応すれば長期にわたって効果が持続します。 今月対応することで、来月から検索流入が増え、問い合わせが増える可能性があります。対応を先延ばしにするほど、その間の機会損失が積み重なっていきます。

Fivenine Designでは、神奈川を拠点に20年以上にわたって中小企業のWebサイト制作・改修に取り組んできました。「まず現状を見てほしい」というご相談も歓迎しております。スマホ対応の確認結果をお持ちいただければ、具体的な改善提案をご説明することが可能です。


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よくある質問

はい、この記事で紹介した3つの確認方法(Googleモバイルフレンドリーテスト・Chrome DevTools・実機確認)はすべて無料で実施できます。Googleのツールは公式サイトから無料でアクセスでき、Chrome DevToolsはGoogle Chromeブラウザに標準搭載されています。費用がかかるのは、問題が発見されて実際に修正・改修を依頼する場合です。
問題の範囲によって大きく異なります。軽微な表示崩れの修正であれば数万円・数日で対応可能なケースもあります。一方、サイト全体の設計が古くスマホ対応に適していない場合は、フルリニューアルが必要となり、費用は50〜200万円、期間は1〜3ヶ月程度が一般的な目安です。まず現状を診断した上で、最適な方法をご提案することが重要です。Fivenine Designでは無料での現状確認・ご相談を承っています。
必ずしもそうではありません。WordPressはあくまでサイト管理のシステムであり、スマホ対応かどうかは使用している「テーマ(デザインテンプレート)」に依存します。最近のテーマの多くはスマホ対応を謳っていますが、古いテーマやカスタマイズの仕方によっては非対応になっている場合があります。また、後からプラグイン(拡張機能)を追加することで表示崩れが生じるケースもあります。この記事の確認方法で定期的にチェックすることをおすすめします。

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