WordPress 2026.01.03

WordPress年末メンテナンスで新年のサイトトラブルを防ぐ!チェックリスト完全版

約6分で読めます

年末年始の長期休暇中にサイトが止まってしまう前に、WordPressメンテナンスで万全の準備を。20年の実績に基づく完全チェックリストを公開

「お正月休み明けにサイトが真っ白に…」こんな経験ありませんか?

年末年始は長期休暇が続くため、WordPressサイトにトラブルが発生しても対応が遅れがちです。「正月休み中にサイトが表示されなくなった」「問い合わせフォームが動かない」「管理画面にログインできない」といった緊急事態が起きてからでは手遅れです。

当社でも毎年1月上旬に「年末年始にサイトが止まってしまった」というご相談を多数いただきます。しかし適切な年末メンテナンスを行えば、こうしたトラブルの90%以上は未然に防げるのです。

年末メンテナンスで「安心して新年を迎えられる」サイトに

適切な年末メンテナンスを実施すると、以下のような変化が期待できます:

  • 年末年始も安定稼働:24時間365日、お客様がいつアクセスしても正常表示
  • 問い合わせ機会を逃さない:連休中の貴重なお客様からの問い合わせを確実に受信
  • 検索順位の維持:サイトダウンによるSEOへの悪影響を回避
  • 新年からスムーズな業務再開:休み明けにトラブル対応に追われることがない

実案件で効果実証済み!年末メンテナンス完全チェックリスト

当社が20年間で蓄積したノウハウをもとに、実際のメンテナンス手順を段階別にご紹介します。

【STEP1】バックアップの完全確保(最重要)

まず最初に行うべきは、万が一に備えたバックアップです。あるクライアントでは、この工程を軽視したため復旧に3日かかってしまいました。

ファイルバックアップ

# FTPまたはサーバー管理画面から以下をダウンロード
- wp-content/フォルダ全体
- wp-config.php
- .htaccess

データベースバックアップ

-- phpMyAdminまたはコマンドラインで実行
mysqldump -u ユーザー名 -p データベース名 > backup_YYYYMMDD.sql

よくある失敗:「プラグインで自動バックアップしているから大丈夫」と思い込むケース。プラグイン自体が原因でトラブルが起きた場合、バックアップも取れません。必ず手動でも取得してください。

【STEP2】WordPressコア・プラグイン・テーマの更新

WordPressコア更新

// wp-config.phpに追加(更新時のみ)
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);

管理画面から更新後、必ずサイトの表示確認を行います。エラーが出た場合は、wp-content/debug.logでエラー内容を確認できます。

プラグイン更新の注意点

一つの製造業クライアントでは、お問い合わせプラグインを年末に更新したところ、新バージョンで仕様が変わり、フォームが送信されなくなりました。以下の手順で安全に更新します:

  1. 使用していないプラグインは事前に削除
  2. 重要なプラグイン(フォーム、EC等)は一つずつ更新
  3. 更新後は該当機能を必ずテスト

【STEP3】セキュリティチェックと強化

年末年始はサイバー攻撃が増加する傾向があります。

管理者パスワードの見直し

// 強固なパスワードの例
// 12文字以上、英数字+記号の組み合わせ
// 例:Wp2024#NewYear!

不正ログイン対策

  • Limit Login Attemptsプラグインで総当たり攻撃を防御
  • 管理画面URLの変更(SiteGuard WP Pluginを推奨)
  • 二要素認証の有効化

ファイル権限の確認

# 推奨設定
フォルダ: 755
ファイル: 644
wp-config.php: 600

【STEP4】パフォーマンス最適化

年末年始のアクセス増加に備え、サイト速度を最適化します。

データベースの最適化

-- 不要なリビジョンを削除
DELETE FROM wp_posts WHERE post_type = 'revision';

-- スパムコメントの削除
DELETE FROM wp_comments WHERE comment_approved = 'spam';

キャッシュの設定見直し

W3 Total CacheやWP Super Cacheの設定を確認し、年末年始の高負荷に備えます。

// wp-config.phpに追加
define('WP_CACHE', true);

【STEP5】フォーム・機能動作の最終確認

重要機能のテスト項目

  • お問い合わせフォームの送受信テスト
  • ECサイトの場合:決済フローの確認
  • 会員登録・ログイン機能の動作確認
  • メール送信機能の確認

よくある見落とし:メール送信機能。サーバー設定変更でSMTP設定が無効になっているケースが多発します。

緊急時対応の準備も忘れずに

緊急連絡先の整理

  • サーバー会社のサポート窓口
  • ドメイン管理会社の連絡先
  • 開発会社の緊急連絡先

復旧手順書の作成

簡単な手順書を作成し、担当者以外でも対応できるよう準備します。

【緊急時対応手順】
1. サイトが表示されない→サーバー稼働状況確認
2. 管理画面エラー→バックアップからの復旧
3. メール不達→SMTP設定確認

「面倒だから来年に…」は危険です

年末の忙しい時期に「メンテナンスは面倒だから」と先延ばしにしたクライアントで、実際に正月三が日にサイトがダウンし、新年早々の商機を逃してしまった例があります。その損失額は、メンテナンス費用の数十倍にものぼりました。

一方、しっかりと年末メンテナンスを実施したクライアントからは「安心して年末年始を過ごせた」「休み明けにトラブル対応に追われることなく、スムーズに業務を開始できた」という声をいただいています。

まず今すぐやるべきこと

  1. バックアップの取得(今日中に実施)
  2. 重要機能の動作確認(問い合わせフォーム等)
  3. WordPressとプラグインの更新計画策定

年末メンテナンスは技術的な作業が多く、不安に感じる方も多いでしょう。当社では中小企業様向けに、WordPressメンテナンス代行サービスも提供しています。「自分でやるのは不安」「時間がない」という場合は、お気軽にご相談ください。

新年を安心して迎えられるよう、今年のうちにしっかりと準備を整えましょう。

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