WordPress 2026.01.29

年始のWordPress更新で画面真っ白!安全なメンテナンス手順

約7分で読めます

年始のWordPress更新作業で画面が真っ白になってしまった経験はありませんか?20年の実績から学んだ失敗しないメンテナンス手順を解説します。

年始のWordPress更新で「画面真っ白」になっていませんか?

年末年始休暇明けにWordPressの管理画面を開いて、こんな状況に遭遇していませんか?

  • 「更新が必要です」の通知を見て慌てて更新したら画面真っ白
  • プラグインを一括更新したら、サイト全体が表示されなくなった
  • テーマを更新したら、デザインが崩れて元に戻らない
  • バックアップを取る前に更新してしまい、復旧方法がわからない

この記事を読むと、こうなります

  • WordPressの更新作業で二度と失敗しなくなる
  • 万が一問題が起きても、3分で元の状態に戻せる
  • 社内のWeb担当者が安心してメンテナンス作業を行える
  • サイト停止による機会損失を完全に防げる

実案件で見た「年始更新」の典型的な失敗パターン

当社では20年間で数多くのWordPress復旧作業を経験してきました。特に年始に多いのが以下のパターンです。

ケース1:一括更新で全滅したEC事業者様

あるアパレル系EC事業者様で、年始セール準備のためにWordPressを更新しようとしたところ、プラグイン20個を一括更新してしまい、ECサイト全体が真っ白になってしまいました。

問題の原因:WooCommerceプラグインとカスタマイズしたテーマの互換性問題 復旧時間:5時間(バックアップから復旧) 売上影響:年始セール初日の売上約30万円の機会損失

ケース2:テーマ更新で消えたカスタマイズ

製造業のコーポレートサイトで、テーマの更新通知に従って更新したところ、長年積み上げてきたカスタマイズが全て消失。お客様の声のページや実績紹介が全て初期状態に戻ってしまいました。

問題の原因:子テーマを使用せず、親テーマを直接カスタマイズしていた 復旧時間:2日間(カスタマイズの再構築) 影響:新年の営業活動で使用予定だった資料が使えない状態に

失敗しないWordPress更新の「黄金の手順」

20年の実績から導き出した、絶対に失敗しない更新手順をご紹介します。

ステップ1:更新前の環境確認

更新作業を始める前に、必ず現在の環境を確認します。

# WordPressのバージョン確認
# 管理画面 > ダッシュボード で確認

# PHPバージョンの確認
# サイトヘルス > 情報 > サーバー で確認

# アクティブなプラグイン数の確認
# プラグイン > インストール済みプラグイン で確認

重要なチェックポイント

  • WordPressバージョンと更新対象バージョンの差
  • PHPバージョンの互換性
  • 長期間更新していないプラグインの存在

ステップ2:完全バックアップの作成

「バックアップさえあれば怖いものなし」です。以下の3つを必ず取得してください。

// データベースのバックアップ
// UpdraftPlusプラグインを使用する場合
// 管理画面 > 設定 > UpdraftPlus Backups

// ファイルのバックアップ対象
- /wp-content/themes/ (テーマファイル)
- /wp-content/plugins/ (プラグインファイル)
- /wp-content/uploads/ (アップロードファイル)
- wp-config.php (設定ファイル)

プロのコツ:バックアップは必ず別の場所(Google DriveやDropbox)にも保存しましょう。サーバー障害時にも復旧できます。

ステップ3:テスト環境での事前確認

本番環境で直接更新するのは危険です。必ずテスト環境で動作確認を行います。

# 簡易テスト環境の作成(Localを使用)
# 1. Localアプリケーションをダウンロード
# 2. 本番サイトをインポート
# 3. テスト環境で更新作業を実行
# 4. 動作確認後、本番環境で同じ手順を実行

ステップ4:段階的更新の実行

一括更新は絶対に避け、以下の順番で1つずつ更新します。

  1. WordPressコアの更新
  2. 必須プラグインの更新(セキュリティ系、バックアップ系)
  3. 機能系プラグインの更新
  4. テーマの更新

各更新後、必ずサイトの表示確認を行います。

// 更新後の確認項目
// 1. トップページの表示確認
// 2. 管理画面へのログイン確認
// 3. 主要ページの表示確認
// 4. お問い合わせフォームの動作確認
// 5. ECサイトの場合は決済機能の確認

「画面真っ白」になった時の緊急復旧手順

もし更新作業中に問題が発生した場合の対処法をご紹介します。

方法1:プラグインの無効化

# FTPまたはファイルマネージャーで接続
# /wp-content/plugins/ フォルダ名を変更
# 例:plugins → plugins_disabled

これにより全てのプラグインが無効化され、プラグインが原因の場合は復旧します。

方法2:テーマの切り替え

// wp-config.phpに以下を追加
define('WP_DEFAULT_THEME', 'twentytwentythree');

テーマを強制的にデフォルトテーマに切り替えます。

方法3:デバッグモードの有効化

// wp-config.phpに以下を追加
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);

エラーログを確認して、具体的な問題を特定します。

よくある失敗と予防策

失敗1:子テーマを使用していない

問題:テーマ更新でカスタマイズが消失 予防策:必ず子テーマでカスタマイズを行う

// 子テーマのstyle.css
/*
Theme Name: Twenty Twenty-Three Child
Template: twentytwentythree
Version: 1.0
*/

@import url("../twentytwentythree/style.css");

/* ここにカスタマイズを記述 */

失敗2:PHP版の確認不足

問題:古いPHPバージョンで新しいWordPressが動かない 予防策:更新前にPHP要件を確認

失敗3:プラグインの互換性未確認

問題:プラグイン同士の競合でエラー発生 予防策:更新履歴とChangelog を必ず確認

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まとめ:安全なWordPress運用のために今すぐ行うべきこと

WordPressの更新作業で失敗しないためには、正しい手順と事前準備が不可欠です。

今すぐ実行していただきたいアクション

  1. 自動バックアップの設定:UpdraftPlusなどのプラグインで毎日バックアップ
  2. 子テーマの作成:カスタマイズ内容を保護
  3. テスト環境の構築:Localなどで簡易テスト環境を用意
  4. 更新スケジュールの策定:計画的な更新作業の実施

もしも「手順が複雑で不安」「技術的な部分がよくわからない」という場合は、当社のような専門業者にメンテナンス作業をお任せいただくことをおすすめします。

神奈川を拠点とするFivenine Designでは、20年以上のWordPress運用実績を活かし、お客様のサイトを安全に保つメンテナンスサービスを提供しています。年始の忙しい時期に技術的なトラブルで悩むことなく、本業に集中していただけるよう全力でサポートいたします。

WordPressの更新やメンテナンスでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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