SEO業者との契約で月額10万円を支払っているが、効果が見えない...そんな悩みを持つ中小企業向けに、SEO費用の適正価格と効果的な契約見直し方法を解説します。
「月額10万円払っているのに、順位が上がらない...」
こんな悩みを抱えている中小企業の経営者やWeb担当者の方、実は非常に多いのが現状です。
- SEO業者に月額10万円払っているが、検索順位に変化がない
- 詳細なレポートがもらえず、何をやっているかわからない
- 問い合わせ数が増えず、売上に繋がっていない
- 契約を見直したいが、適正価格がわからない
神奈川でWeb制作を20年以上続けてきた私たちFivenine Designでも、こうしたご相談を月に10件以上いただきます。SEO業者の月額10万円が高いか安いかは、提供されるサービス内容と得られる成果次第です。
今回は、実際のクライアント事例をもとに、SEO費用の適正価格を判断する方法と、効果的な契約見直し術をお伝えします。
SEO業者の料金相場と適正価格の判断基準
一般的なSEO料金相場
まず、SEO業者の料金相場を正しく理解しましょう。
月額10万円という価格は、決して安くありません。この価格帯であれば、以下のサービスが含まれているべきです:
- キーワード戦略の立案・見直し
- 月4〜8本の高品質コンテンツ制作
- 技術的SEOの改善提案・実装
- 競合分析と戦略調整
- 詳細な効果測定レポート
- 月1回以上の定期ミーティング
実際のクライアント事例:契約見直しで問い合わせが3倍に
あるクライアント(製造業・従業員50名)は、大手SEO業者に月額12万円を1年間支払っていました。しかし、検索順位は横ばい、問い合わせは月2〜3件程度でした。
問題点の分析結果:
✗ キーワード選定が競合過多のビッグワードに偏重
✗ コンテンツが月1本のみで、品質も低い
✗ 技術的SEOの改善が全く行われていない
✗ レポートが自動生成で、改善提案がない
私たちが契約を引き継いだ後、月額8万円で以下の施策を実行:
✓ ロングテールキーワードを中心とした戦略に変更
✓ 専門性の高いコンテンツを月6本制作
✓ WordPressのCore Web Vitals改善
✓ 構造化データの実装
✓ 毎月の戦略ミーティング実施
6ヶ月後の結果:
- 検索流入:月500 → 2,100PV(4.2倍)
- 問い合わせ:月3件 → 9件(3倍)
- 売上:前年同期比180%向上
SEO効果を正しく測定する方法
重要指標の設定と追跡
SEOの効果測定では、以下の指標を必ずトラッキングしましょう:
Google Analytics 4とSearch Consoleでの効果測定
効果測定を自社で行う場合、以下のような設定を推奨します:
// GA4カスタムイベントの設定例
gtag('event', 'seo_conversion', {
'campaign_source': 'organic_search',
'campaign_medium': 'seo',
'value': 1
});
// 問い合わせフォーム送信時の計測
document.getElementById('contact-form').addEventListener('submit', function() {
gtag('event', 'form_submit', {
'event_category': 'SEO',
'event_label': 'contact_form',
'value': 1
});
});
よくある失敗パターンと対策
失敗パターン1:順位だけで判断してしまう
「1位になったのに問い合わせが増えない」という相談をよく受けます。これはキーワード選定の失敗が原因です。
対策:
- 検索ボリュームよりも購入意欲の高いキーワードを重視
- 「地域名 + サービス名」のローカルSEOを強化
- ユーザーの検索意図に合ったコンテンツ作成
失敗パターン2:技術的SEOを軽視
「コンテンツをたくさん作ったのに順位が上がらない」場合、技術的な問題が足を引っ張っている可能性があります。
よくある技術的問題:
✗ ページ読み込み速度が3秒以上
✗ モバイル対応が不十分
✗ 構造化データの未実装
✗ 内部リンク構造の最適化不足
失敗パターン3:短期間で判断してしまう
SEOは最低でも3〜6ヶ月の継続が必要です。1〜2ヶ月で「効果がない」と判断するのは早すぎます。
契約見直しのタイミングと交渉術
見直しを検討すべきタイミング
以下の状況が3ヶ月以上続いている場合は、契約見直しを検討しましょう:
- 検索流入が月20%以上減少
- 問い合わせ数に変化がない
- 競合他社に大きく差をつけられている
- レポートの内容が薄い・改善提案がない
効果的な交渉方法
-
具体的なデータを用意
- Google Analyticsのスクリーンショット
- Search Consoleの検索パフォーマンス
- 競合他社との比較データ
-
改善要求を明確に伝える
「月額10万円に対して、以下の改善を求めます: - コンテンツ制作本数を月2本→6本に増加 - 技術的SEO改善の実施 - 月次レポートの詳細化 - 定期ミーティングの実施」 -
段階的な契約見直し
- まずは3ヶ月間の改善期間を設定
- 効果が見られない場合の契約解除条項を追加
- 成果報酬型への移行を検討
まとめ:次に取るべきアクション
SEO業者の月額10万円が適正かどうかは、提供されるサービス内容と得られる成果で判断すべきです。
今すぐ実行すべきチェックポイント:
-
現在の契約内容を再確認
- 月額費用に含まれるサービス一覧を作成
- 過去6ヶ月の効果測定データを整理
-
競合他社の状況を調査
- 同業他社の検索順位をチェック
- 自社サイトとのギャップを把握
-
SEO業者との面談を実施
- 具体的な改善提案を求める
- 今後3ヶ月の施策計画を確認
もし現在のSEO業者との契約に不安を感じている場合は、セカンドオピニオンとして他社の意見を聞くことも重要です。Fivenine Designでは、現在のSEO施策の無料診断も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
適切なSEO施策により、検索からの問い合わせが増え、売上向上に直結する成果を実現していきましょう。