WordPress 2026.01.12

WordPressでやってはいけないこと①:野良テーマ・プラグインを使う

約5分で読めます

無料で有料テーマが手に入る?それ、マルウェア入りかもしれません。野良テーマ・プラグインの危険性と見分け方を解説。

「無料で有料テーマが手に入る」の罠

「〇〇テーマ 無料ダウンロード」で検索したことはありませんか?

本来有料のテーマやプラグインが、なぜか無料で配布されているサイト。これが野良テーマ・野良プラグインです。別名「Nulled(ヌルド)テーマ」とも呼ばれます。

結論から言うと、絶対に使ってはいけません

なぜ危険なのか

1. マルウェアが仕込まれている

野良テーマの多くには、悪意のあるコードが埋め込まれています。

よくあるパターン:

  • バックドア設置 - 攻撃者がいつでもサイトに侵入できる裏口
  • スパムリンク挿入 - 知らないうちにSEOスパムサイトへリンク
  • 仮想通貨マイニング - 訪問者のPCでマイニング実行
  • 個人情報収集 - フォームの入力内容を外部送信

2. 発見が難しい

悪意のあるコードは巧妙に隠されています。

// 一見普通のコードに見えるが...
$text = 'ZXZhbChiYXNlNjRfZGVjb2RlKCJhV...';
eval(base64_decode($text));

Base64エンコードや難読化で、ぱっと見では分かりません。

3. 更新できない

正規ルートで入手していないので、セキュリティアップデートが受けられません。脆弱性が見つかっても放置されたまま。これだけでも十分危険です。

実際の被害事例

ケース1:ECサイトのクレジットカード情報流出

野良プラグインに仕込まれたスクリプトが、決済フォームの入力内容を外部サーバーに送信。数百件のカード情報が流出し、サイト閉鎖に追い込まれた。

ケース2:サイト改ざんでGoogle検索から除外

バックドア経由でサイトを改ざんされ、フィッシングページを設置された。Googleから「危険なサイト」と判定され、検索結果から完全に除外。復旧に3ヶ月かかった。

ケース3:サーバー全体が踏み台に

1つのWordPressサイトから侵入され、同じサーバー上の他サイトにも被害が拡大。レンタルサーバー会社からアカウント停止処分を受けた。

野良テーマの見分け方

こんなサイトは要注意:

正しい入手方法

テーマ

入手先 安全性 備考
WordPress公式ディレクトリ 審査済み
テーマ開発元の公式サイト 有料テーマはここから
ThemeForest等の大手マーケット 一定の審査あり
知らないサイト 絶対ダメ

プラグイン

入手先 安全性 備考
WordPress公式ディレクトリ 管理画面から直接インストール
プラグイン開発元の公式サイト Pro版はここから
GitHub(開発元公式) ベータ版など
知らないサイト 絶対ダメ

もし使ってしまったら

すでに野良テーマ・プラグインを使っている場合:

  1. すぐに削除 - 該当テーマ/プラグインを削除
  2. マルウェアスキャン - Wordfenceなどでサイト全体をスキャン
  3. パスワード変更 - WordPress、DB、FTP全てのパスワードを変更
  4. バックアップから復元 - 感染前のバックアップがあれば復元

不安な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ

  • 野良テーマ・プラグインにはマルウェアが仕込まれている
  • 数千円〜数万円をケチった結果、サイト全損の可能性
  • 公式ディレクトリか開発元から入手すること

「無料で有料テーマ」は、タダより高いものはない の典型例です。


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WordPressでやってはいけないことシリーズ

  • ① 野良テーマ・プラグインを使う ← 今回
  • ② 更新を後回しにする(次回)
  • ③ xmlrpc.phpを有効のまま放置
  • ④ 「admin」をユーザー名にする
  • ⑤ バックアップを取らない

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