せっかくホームページを作ったのに問い合わせが全く来ない。神奈川のWeb制作会社が20年の実績から見つけた5つの主要原因と、具体的な改善策をチェックリスト付きで解説。
ホームページがあるのに問い合わせが来ない…よくある悩み
「ホームページを作ったのに、なぜか問い合わせが全然来ない」 「制作会社に依頼してそれなりの金額をかけたのに、効果が感じられない」 「アクセス解析を見ても、何が悪いのかよくわからない」
このような悩みを抱えている中小企業の経営者やWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。弊社Fivenine Designでも、20年以上のWeb制作実績の中で、このようなご相談を数え切れないほどいただいてきました。
実は、問い合わせが来ないホームページには、共通する5つの典型的な問題があります。これらを一つひとつ改善していくことで、多くのクライアント様が劇的な変化を実感されています。
問い合わせが来ない5つの主要原因
弊社がこれまで手がけたサイト改善案件を分析すると、問い合わせが来ない理由は以下の5つに集約されます。
理由1:そもそもアクセスがない(35%)
最も多いのが、ホームページ自体への訪問者が少ないケースです。どんなに素晴らしいサイトを作っても、見てもらえなければ意味がありません。
よくある状況:
- 月間アクセス数が100〜300程度
- 検索結果の2ページ目以降にしか表示されない
- SNSや広告からの流入が皆無
改善の優先順位:
理由2:スマホで見づらい(25%)
現在、ほとんどのユーザーがスマートフォンでサイトを閲覧しています。スマホ対応が不十分だと、せっかくの訪問者を逃してしまいます。
具体的な問題例:
- 文字が小さすぎて読めない
- ボタンが小さくてタップしにくい
- ページの読み込みが遅い
- 横スクロールが必要になる
理由3:何の会社かわからない(20%)
訪問者が「この会社は何をしているのか」「自分の悩みを解決してくれるのか」を瞬時に判断できないサイトは、すぐに離脱されてしまいます。
理由4:問い合わせ方法がわからない(15%)
問い合わせフォームが見つけにくい、入力項目が多すぎるなど、問い合わせのハードルが高いケースです。
理由5:信頼できる情報がない(5%)
実績や代表者情報、お客様の声など、信頼性を示す要素が不足していると、最後の一歩で問い合わせを諦められてしまいます。
具体的な改善策とその効果
弊社では、これらの課題に対して体系的なアプローチで改善を行います。実際のクライアント事例を交えながら、具体的な解決策をご紹介します。
改善策1:SEO対策とコンテンツ強化
神奈川の製造業A社の事例: A社では、月間アクセス数が50程度と極めて少ない状況でした。競合他社を分析し、以下の施策を実施しました。
-
キーワード選定の見直し
- 「製造業 神奈川」だけでなく、より具体的な「精密部品加工 横浜」などのロングテールキーワードを狙う
- Googleキーワードプランナーで月間検索数と競合度を分析
-
コンテンツの充実
- 技術解説ブログを月2回更新
- 製造工程を動画で紹介
- よくある質問ページの作成
実装例(meta description最適化):
<!-- 改善前 >
<meta name="description" content="製造業のA社です。よろしくお願いします。">
<!-- 改善後 -->
<meta name="description" content="神奈川県横浜市の精密部品加工専門企業。自動車・航空機部品の高精度加工で20年の実績。短納期対応可能。無料見積りはこちら。">
結果: 3ヶ月後には月間アクセス数が800に増加し、問い合わせも月0件から月5件に改善しました。
改善策2:スマホファーストのデザイン改善
建設業B社の事例: B社のサイトは、スマホでの離脱率が85%と非常に高い状況でした。
実装したモバイル最適化:
/* レスポンシブな問い合わせボタン */
.contact-button {
width: 100%;
padding: 16px 32px;
font-size: 18px;
background: linear-gradient(135deg, #667eea 0%, #764ba2 100%);
color: white;
border: none;
border-radius: 8px;
box-shadow: 0 4px 15px rgba(102, 126, 234, 0.3);
transition: all 0.3s ease;
}
@media (max-width: 768px) {
.contact-button {
position: fixed;
bottom: 20px;
left: 20px;
right: 20px;
width: calc(100% - 40px);
z-index: 1000;
font-size: 16px;
padding: 14px 20px;
}
}
改善のポイント:
- 固定フッターに問い合わせボタンを配置
- タップしやすい44px以上のボタンサイズ
- 読みやすい16px以上のフォントサイズ
- ページ読み込み速度の最適化(画像圧縮、CDN導入)
結果: スマホでの離脱率が85%から45%に改善し、モバイル経由の問い合わせが月0件から月8件に増加しました。
改善策3:事業内容の明確化
サービス業C社の事例: ITコンサルティング業のC社では、「何でもできます」的な曖昧な表現が多く、専門性が伝わりにくい状況でした。
改善アプローチ:
-
3秒ルールの適用
- ファーストビューで事業内容が瞬時に分かるキャッチコピー
- 具体的なサービス内容を視覚的に表現
-
ターゲット顧客の明確化
- 「中小企業の業務効率化を支援」など、対象を具体化
- 業界特化型のメッセージング
Before/After比較:
| 項目 | 改善前 | 改善後 |
|---|---|---|
| キャッチコピー | ITで貴社をサポート | 製造業の生産性を30%向上させるIT導入支援 |
| サービス説明 | 様々なITサービス | 在庫管理システム・販売管理システム・工程管理システム |
| 実績表示 | 多数の実績 | 神奈川県内150社の導入実績 |
| 価格表示 | お気軽にご相談 | 初期費用50万円〜(月額3万円〜) |
結果: サイト滞在時間が平均1分30秒から4分20秒に延び、問い合わせ率が1.2%から3.8%に向上しました。
改善策4:問い合わせ導線の最適化
問い合わせフォームの改善は、即効性の高い施策の一つです。
効果的な問い合わせフォームの設計:
<!-- シンプルで使いやすいフォーム構成 -->
<form class="contact-form" action="/contact/send" method="POST">
<div class="form-group">
<label for="name">お名前 <span class="required">*</span></label>
<input type="text" id="name" name="name" required>
</div>
<div class="form-group">
<label for="email">メールアドレス <span class="required">*</span></label>
<input type="email" id="email" name="email" required>
</div>
<div class="form-group">
<label for="phone">電話番号</label>
<input type="tel" id="phone" name="phone">
</div>
<div class="form-group">
<label for="inquiry_type">お問い合わせ種別</label>
<select id="inquiry_type" name="inquiry_type">
<option value="">選択してください</option>
<option value="見積り">お見積り依頼</option>
<option value="相談">ご相談</option>
<option value="その他">その他</option>
</select>
</div>
<div class="form-group">
<label for="message">お問い合わせ内容 <span class="required">*</span></label>
<textarea id="message" name="message" rows="5" required></textarea>
</div>
<button type="submit" class="submit-btn">
<span class="btn-text">お問い合わせを送信</span>
<span class="btn-icon">→</span>
</button>
</form>
フォーム最適化のポイント:
- 入力項目は最小限(5項目以内)
- 必須項目を明確に表示
- エラーメッセージはリアルタイムで表示
- 送信完了後のサンクスページで次のアクションを提示
改善策5:信頼性の向上
信頼性を高める要素の実装:
実装すべき信頼要素:
- 代表者・スタッフの顔写真と経歴
- 具体的な実績数値
- お客様の声(写真付き)
- 各種認定・資格の表示
- プライバシーマーク等の第三者認証
よくある失敗パターンと対処法
20年以上の経験から見えてきた、多くの企業が陥りがちな失敗パターンをご紹介します。
失敗パターン1:完璧を求めすぎて改善が進まない
よくある状況: 「全部一度に変更しようとして、結局何も変わらない」
対処法:
- 1つずつ改善し、効果を測定
- A/Bテストで比較検証
- 小さな改善の積み重ねを重視
失敗パターン2:数値を見ずに感覚で判断
よくある状況: 「なんとなく良くなった気がする」で終わってしまう
対処法:
- Google Analyticsでの定量的な測定
- 問い合わせ数の月次比較
- 改善前後のスクリーンショット保存
失敗パターン3:競合他社の真似だけをする
よくある状況: 「あの会社と同じようにしよう」という表面的な模倣
対処法:
- 自社の強みを明確にする
- ターゲット顧客のニーズを深掘り
- 独自性のあるコンテンツ作成
失敗パターン4:モバイル対応を後回しにする
よくある状況: 「まずはPCサイトを完璧にしてから」という考え方
対処法:
- モバイルファーストでの設計
- スマホでの表示確認を習慣化
- ページ速度の定期的なチェック
改善効果の測定方法
改善施策の効果を正しく測定するためのKPI設定をご紹介します。
測定すべき主要指標:
-
アクセス関連
- 月間ユニークユーザー数
- ページビュー数
- 検索順位(主要キーワード)
-
エンゲージメント関連
- 平均滞在時間
- 直帰率
- ページ/セッション
-
コンバージョン関連
- 問い合わせ数
- コンバージョン率
- 問い合わせから受注への転換率
段階的な改善プロセス
効果的な改善を行うための、3ステップのプロセスをご提案します。
各段階での重要ポイント:
STEP1: 基盤整備
- 技術的な問題の解決を最優先
- ユーザビリティの向上
- 基本的なSEO対策の実装
STEP2: コンテンツ充実
- ターゲットユーザーのニーズに合った情報提供
- 検索エンジンからの流入増加
- 専門性・信頼性の向上
STEP3: 継続的最適化
- データに基づいた改善
- 市場変化への対応
- 長期的な成果の安定化
まとめと次のステップ
ホームページから問い合わせが来ない理由は、必ず特定できます。重要なのは、感覚ではなくデータに基づいて問題を把握し、優先順位をつけて改善していくことです。
弊社Fivenine Designでは、これまで200社以上のサイト改善をお手伝いしてきました。どの企業も、正しいアプローチで取り組めば必ず成果を得られています。
今すぐ始められる最初のステップ:
- Google Analyticsの設置・確認
- スマートフォンでの自社サイトチェック
- 競合他社サイトとの比較分析
- 問い合わせフォームの見直し
もし自社での改善が難しい場合や、より効果的な改善をお求めの場合は、お気軽にご相談ください。無料の現状分析レポートをご提供し、具体的な改善提案をさせていただきます。